本のない世界
地震で電車が止まって大行列って、帰路ならわかるんだけど、往路ならば普通に休めばとしか思えない。何が何でもいかなければならない人なんて限られている。概ね人の生死にかかわる場合だけだろう。そういう人たちのためにもそうではない人は出かけてはいけない。不要不急という言葉で何を学んだのか。ただ風化させただけだな。
ライトノベルからアニメ化された作品で、本好きの少女が転生した世界に本がなかったというのが。厳密にいうとないわけではないが、あまりにも高価なのでほんの一部の人しか読むことができないという。これは本当に嫌だ。私も、本が読めなければ死んだ方がマシだ。逆に本当は本さえ読めればいいのかも知れない。このところあまり読んでないな。古文とか英文とか読んでいるとなかなか進まない。
緊急事態宣言が解除されて、図書館が開いたのは嬉しい。復刊された小説を検索したら、前のほうのがヒットしたので予約した。人気作家の新刊も、ナンバートゥーで予約できた。ライヴも通常の時間帯で演るらしい。これはまあ当分オンラインだ。地域商品券の、飲食観光対象の有効期間が今月末まで。使わなくても、損にはならないのだけれど、出来れば使ってしまいたい。自分で使えないなら人に譲るべきか。
夢の話。合宿所のようなところ。長い板張りの廊下が続き、片側に和室がいくつも並んでいる。その奥から二番目くらいの部屋のドアを開けると、蜘蛛の巣がスクリーンのようになっていて無数の小さな虫が捕まっている。それをかき分け、中に入る。四畳半くらいの部屋で、平たい白いシーツの布団が一枚敷かれている。枕はない。左の壁に扉があって、開くとそこにも部屋があるのだが、蠅や蚊が大量に飛んでいる。私は部屋の中を殺虫剤を探すが見つからない。廊下に出て、引き返しながら探すと、棚のところに殺虫剤の缶を見付ける。それを持って戻り、虫だらけの部屋に殺虫剤を吹き付けると、部屋から虫たちが飛んで出て来る。
私は手前の自分たちの部屋に戻る。横に細長いテレビを子供たちが見ている。途中で画面が両端から捲れるように消えていき真ん中あたりで滞る。これはチューナではなくテレヴィが悪いのだということで、後ろを叩くと元に戻った。人数分の布団を敷いて、横たわり、眠りに就きながらテレヴィを見る。
なぜだか珍しい夢のように思っていたが、こういう感じの夢は以前から見ないではない。
図書館で借りた本を読んだ。面白くてさっと読むことができた。傍若無人な老人が、順路をさかさまに歩いていて腹が立つ。歩く距離を節約したいのだろうが。老人は嫌いだ。私ももうちょっとで老人になるというのに。
食堂に行って千円ちょっと選んだ。土曜日で空いていたので、日曜日にもいったら少し混んでいた。お遍路の格好をした老人が一人でうどんを食べている。途中で大声で、味噌汁をくれと怒鳴った。当然マスクはしていない。そのまま受け取りに行き、マスクをしないでしゃべり続けている。だから老人は嫌いだ。
私の中で曜日は二つずつペアを組んでいる。火曜日と水曜日。木曜日と金曜日。土曜日と日曜日。それぞれ仕事の雰囲気が似ている気がするからだ。残った月曜日は休日だ。月曜日が休日で困るのは、美容院も図書館も動物園も美術館も休みだということだ。他の曜日の仕事の無い時間帯に行くしかない。コロナ禍で、映画館にさえ行っていない。




