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137話 ◇◆夢◆◇


 ーーー


「やっと着きましたね」


 アリサが額から垂れる汗を拭きながら言う。


「本当に暑い街ですね…。 このナツ街…」


 フラワーも汗を拭きながら言った。


「ちょっと街で服を見ませんか…。 私…長袖の服暑くて…」


「ミーチェの言うとおり、汗もかいてるし着替えてもいいかもしれないね。 この目の前の喫茶店に後で集合しよう」


 アリサ達は楽しそうにナツ街の人混みの中に消えていった。

 俺はマリアさんが喫茶店の椅子に腰をかけているのを見て、一緒に喫茶店で待つ事にした。

 マリアの向かいの席に座った。


「マリアさんはお店、見て回らないの?」


 コーヒーを頼み終えたマリアに質問をした。

 女性は目の色が変わるくらいーーお店での服選びが大好きだと勝手な認識を持っていたのだ。


「えぇ。 ちょうど休憩したかったし。 それに私の服の生地ーーちょっと特殊だから」


「へぇ? 見た目は普通の服に見えるけど?」


 俺はマリアの服をまじまじと見た。

 やはり普通の服に見える。


「クロくんーーこの服、教会の大聖母マリアとしてきていた服と同じだよ」


 お堅そうな衣装とは違い今は普通の服にしか見えない。


「もしかして服の見た目を変えてるの? 魔法かスキル?」


「うーん。 ちょっと違うかな。 この服この世界のものじゃないし」


「?」


 マリアは2人の時、時々変な事を言う。


「そういえば、あれから何か思い出したの?」


 マリアが興味津々で俺に質問する。


「思い出したと言うより…」


 俺はこの前から連続で似たような夢を見た。

 毎回出てくる人は違うけどその人達は決まって職業が運び屋だった。

 ただ、それだけで変わった情報はないと思うけど…。

 一応、俺はその夢の事をマリアに話すとーー。


「そっかそっか!」


 にこーっと明るく笑顔になるマリア。


「また何かあったら教えてよ。 いい傾向だね!!」


 マリアはニコニコしながら言った。


「そうするよ」


 凄いテンション上がったぞ…? と内心驚きつつもーー

 俺は注文したアイスコーヒーに砂糖とミルクを入れ、頷いた。


 すると、遠くから聞き覚えのある声がする。


「あれ? 2人とも早くないですか!? 私一番乗りだと思ったのに」


 アリサがピンクと白の薄い生地のヒラヒラした服を着て言った。

 すごく涼しそうだなともう一つ…。


「すごく似合ってるね」


 俺は思ったことをつい言ってしまった。


「本当ですか!? クロさんったら…」


 アリサは顔を赤くして自分の髪で顔を隠した。

 その様子をニコニコしながら見ているマリア。


数ある小説の中でこの作品を読んでいただいたこと本当にありがとうございます。


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