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三つ巴が完成?

彼女の為にドラゴンの逆鱗を取りに行きます。の続編になります。

翌日、シンを探してギルドに行くと。



「よう、失恋王」

「二股男」



ギルドから、笑いが起こる。

何時ものことだ。



「うるさい」



また、笑いが起こる。

一連の流れである。

シンは、いないみたいだ。

俺を見つけて、ハイネが駆けて来る。



「カイ様❤️」

「失神した時、助けていただきありがとうございました。」



素直にお礼を言われて、少し恥ずかしい。

抱きかかえただけだから。



「しかし、昨日の女性はお知り合いですか?」



素直な質問に、手を開けるジェスチャー付きで応える。



「間接的に、俺の事を知っているらしいが判らない」

「何者か判らないが、すごい実力者なのは間違いない」

「ただ、どれだけ修練を積んだらあれだけの力をつける事が出来るのだろう」



話しながら、遠くを見る。



「ところで、私という者がいながら他の女の子と出かけるなんて、どう言う事ですか?」



ハイネの目が獣とかしている。



「へ!」

「俺には、彼女はいませんが!」



気分は草食動物であり、狩られる者だ。



「いいえ、私は同じパーティーのメンバーであり、彼女で未来の妻です」



胸張って宣言する!

動揺する俺。

しかし、どうにか言葉を返す。



「俺はソロだし、彼女も未来の嫁もいませんが」



ギルドの中はこのやり取りを聞いて、大爆笑だ。



「照れなくていいですから」



また、爆笑が起こる。

そこに、タイミングよく爆弾低気圧がやってくる。

ドアが開く音と供に。



「あなた、お待たせしました」



レイラさんの乱入だ。

すかさず、俺の左腕に抱き付く。



「あなた、今日も一緒にお店を回りましょう」



カイの所有権は私にあるのよと行動でアピールしてる。



「あなた???」



俺は激しく動揺している。

何が起こっているの判らない。

しかし、この行動がハイネに火に油を注いだのである!



「レイラさん、私の彼氏にして未来の夫であるカイ様にちょっかい出さないで頂けます」



そう言いながら、俺の右腕に抱き着きアピールする。



「ハイネさんこそ、私の夫に手を出さないで頂けます」



レイラとハイネは目線を合わせてにらみ合っている。

レイラさんを見るとレイラさんの後ろに大鷲が現れた。

すると、今度はハイネさんの後ろには、大虎が現れ大鷲をけん制している。

益々自分が捕獲動物になったみたいだ。

ギルドメンバーはこの騒動を酒の魚にして大盛り上がりだ。

掴まれている腕を振り解こうとするも二人とも恐ろしい力でロックしている。振り解けない。

5分ぐらい頑張るが、捕獲されたままだ。

二人はまだ、にらみ合っている。



「ハッ」



小声で身体強化を発動して、左右にいる二人の腕から脱出する。

捕獲された動物が捕獲から脱出したらどうするか?

それは、逃げるのである。



「俺には彼女もいなければ、嫁さんもいないですから」

「二人ともいい加減にして下さい」



そう言いながら、出入り口に向かい走っていると。



「おおっと、危ないな」



入って来たパーティーメンバー達と当たりそうになる。



「済まない」



一言掛けて、横を走り抜けようとするシン。

すると一人の男に腕を掴まれる。



「シン、お前生きていたのか」



ガルルの大きな声が響く。

その声に反応して、アイルも声を掛ける。



「お前、生きてたのか、どうやって生還した?」



二人の声にクララが俺の前に立ち。



「シンさん生きてた、良かった」



俺の目の前で、両手を顔に当てうれし泣きを始める。

俺はアイルのパーティーメンバーに事の顛末を話さない行けないと感じギルド以外に場所を移すことを提案する。



「はい」



クララが嬉しそうに返事をし、アイル達みんなが頷く。

勿論ついて来ようとした二人には、目で釘を刺し付いて来させなかった。





アイル達とほかのお店の個室に入り、食事をしながら事の顛末を話す。

勿論フラれたことも、ただ、戦闘に付いてはドラゴンに負けた事にしてある。

ギルドへの報告もそうだ。

アイル達の話では、俺が小ドラゴンに捕まって洞に運ばれている時にドラゴン達のいる広場に到着して俺が運ばれているのをクララが発見。

俺を助けようと戦いを開始するも、大ドラゴンのファイアーボール2発で戦闘不能に追いやられ、やっとの思いで帰って来たのだ。

重い足を引きずりながら、俺の死亡報告をしに行ったら、入り口で出会って?になったわけだ。



「みんな、ありがとう」

「あのドラゴンに戦いを挑み、俺を助けてくれ様としてくれて」



素直にうれしかった。

助けに来てくれるギルドの仲間がいる事を。

そんなこんなで楽しい食事は終わり、解散になる。

すると、ローズマリーに背中を押され、クララが俺の前に立つ

もじもじしながらも心を決めて話し出す。



「カイさん、振られたばかりでこんな事言ってはいけないと分かっているのですが・・・」

「私とお付き合いして頂けませんか?」



俺の目を見て真剣に告白をしてくれた。

俺もオチャラケでは返事が出来ないと感じ真剣に答えを返す。



「俺は今、先日のキズが癒えていなくて、女の子とお付き合いを考える余裕が無いんです。」

「ごめんなさい」



真摯に答える。

するとクララが。



「あのお二人のどちらかとお付き合いしている訳では無いのですね」



確認される。



「はい、付き纏われているだけです」

「今回、たまたまレアアイテムを持って帰って来たから、先物買いで確保し様とされているだけだと思います」



「でも、凄いアピールをしていますね」

「他の人に取られたくないので私も負けずに戦います」



クララの宣戦布告であった。

クララの後ろには闘志を秘めたレッサーパンダが見えた気がした。



「はぃぃぃい!」



おかしな返事をしていると、クララはお店の前で待っているハイネとレイラに宣戦布告をする為に出ていった。

店の窓から覗いていると。



「ハイネさん・レイラさん」



いきなり名前を呼ばれ、びっくりする二人。



「私はカイさんと供に死線を潜り、あの方の優しさに触れカイさんをお慕い申し上げるようになりました!」

「ですからお二人には、あの方を諦めて頂きたく思います」



二人に宣戦布告である!



「受けて立つは!!!」


ハイネが即答する。



「負けませんは」



プライド高く言い放つレイラ。

そこには大虎と大鷲とレッサーパンダが争う三つ巴の構図が完成したので合った。





素人の投稿作品です。

温かく見守ってください。

評価・感想・ブックマークを頂けたら幸いです。

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