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青春画廊のお姫様!  作者: えつを。
23/59

4-6

 きっとそれがきっかけだったのだろう。

 哀川さんとの言い合いの数日後。私は彩葉くんを呼び出した。

 いつもは俯いてばかりだった自分。

 彼のことを知りたいと言いながら、何も行動せずにいた自分。

 彼の前にして、恋歌ちゃんの言葉が蘇る。

 ――同情なんかしないわよ。

 そんなもの――死んでも御免だ。誰かに哀れまれて止まっているのは、もういや。

 だから。

 私は勇気を振り絞って言った。

 期待と、私のエゴをのせて。

 彩葉くん絵を描いて、と。


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