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天空の姫巫女 フィールア編  作者: 如月 茅紗
戦争と喪ったもの
33/47

願い一つ。




━━━━━━姫


姫!


姫━━……



我らの願いを。


望みを。


我が愛しき国を、



守るため。



願いはたった一つ。



この場に、救いを。


どうか、どうか━━━━━━━。





その苦しみごと、受け止めてみせるから。







━━━━━あぁ、なんて人は強欲なのでしょう。


何故力が弱いくせして、人類は最も強い種族だ、と言い張るのでしょう。


人は弱く、儚いイキモノ。

あっという間に死んでしまう。


……だからこそ、人は強欲なのでしょうか。


精一杯今を生きるため。

充実した1日を過ごすため。

だから、ある意味で強いとも言えるでしょうか。


弱いくせして果敢に立ち向かう人々。


祈り、願い、望み。


得体の知れぬ神々に、畏怖の念を抱きつつ。


母である私に向かって乞い願う。



……面白いものです。



では……。


気紛れに、望みを叶えましょう。


それを、強く、強く願うなら。



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