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42. 二人の聖女とハッピーエンド

最終回です!

文章量ちょっと多いです。

 ファーヴニルは、焦っていた。

 目もよく見えず、毒も吐けない。


 助けを求めるように火竜に目を遣るが、ぼんやりとした視界の中、火竜も聖石の霧にやられて既に斃されているようだ。


「……っ、上位魔族はっ……、魔伯爵は、魔侯爵は、なぜ来ない……!!」

「ああ、ファーヴニル。国境結界すら破壊出来ていないのでは、我々は出ることができないな」


 ファーヴニルに直接念話が飛んでくる。


「伯爵様! お助けください、私は、私は魔族の復権のために……!」

「勝てなくては意味がないからなぁ。まあ、我々は前線には出ずに帰ることにするよ。我らが出なければ下っ端の暴走で済む。本格的な戦争にまでは発展しないだろう」


「待ってください伯爵様! 伯爵様……!!」


 そこで念話は切れ、何度呼びかけてももう返事はなかった。


「くっ……そ………」

 もうどう暴れても手応えがない。どんどんと体力が削られ、立っていることも辛い。


 終わり……か……。


 十年以上かけてコツコツと準備をしたのに。


 ただの気弱な田舎娘だと思っていたミルキィベルをヒロインに選んだのが間違いだったか?


 エリクシーラに洗脳を入れようとしたのが失敗だったろうか。あの娘、変なタイミングで悪役令嬢とか言い出しおって。

 あれがなければもう少し……クレイ家を追い込めたのに……。


 神官が意外と戦力だった……、正体を見破られないよう……神殿を……つい避けてしまったのが……。


 次は、……もう少し、……王家を……内部から……。


 ……次は、ないのか。


 耐えられぬほどの悔しさに、最後の力でひと声吠える。


 そのまま力が抜け、ぐらりと横倒しになる。

 ひとりかふたりは巻き添えにできないかな、とちらりと思ったが、何の手応えもなく地に倒れ伏す。


 人間たちの勝利の歓声を聞きながら、ファーヴニルの意識は闇に呑まれた。


   *   *   *


 半月ほど経った。


 王宮内の洗脳を受けた者たちを全て神官長が確認し、痕跡も全て消すことに成功した。


「もう嫌です……」

 ぐったりとした神官長は、王宮内のクレイ公爵の執務室に逃げ込んで、接客用のテーブルに突っ伏して文句を言っている。

「私……、偉いのに……」

「偉いから義務も大きいんだろう、文句を言わずに働け」

「だからやりきったじゃないですか! なんで誰も労ってくれないんですか!」

「まだ学生たちが残っている」

「ああ……、各貴族家に連絡を取らなくては……」

 うんざり、というようにテーブルに顔を伏せ直す。


 今回の事件については、色々な事情が絡んでいるため、まだ聞き取りも裁定も終わっていない。そのため、学園の始業式は延期され、休校が続いている。


 王城の騎士団や使用人については、洗脳による行動だったということで、被害者の公爵家が処罰を望まなかったこともあり、ほぼ無罪放免になった。


 学園の問題点については、まだ聞き取りが始まったばかりだが、洗脳されていたのは少数で、他の者はそれに乗って面白がっていじめに加担していたようだ。

 公爵はプンプンしていたが、エリクシーラが怒っておらず、むしろいい経験でした、と笑って流してしまったので、まだ年若い学生であることも加味すれば、重い処分は下らないだろう。

 ただ、貴族にあるまじき卑劣な行いに、各貴族家の当主が激怒しており、彼らが無事で済むのかはまた別問題だ。


 第二王子のカルルは、一番ひどく洗脳にやられていて、一時は危篤になるほどの状態だったが、王宮の治癒術師たちの献身で何とか一命を取り留めた。狂わずに済んだのは奇跡だそうだ。

 病床で動けぬ間に考えた事があるのだろう。処罰が終わったら身ひとつで一から鍛錬と勉強をやり直したいと、王子の身分を捨て遠い国にひとり遊学したいと申し出た。

 どうなるかはこれからの国王の判断になる。


 門を壊した第二王子の元従者については、死刑に値する罪であったが、洗脳下であったこと、被害が軽微で済んだことなどにより、減刑されて、地位剥奪の上、山奥の鉱山収容所で強制労働が科されることになった。まじめに勤めれば早く出てこれるだろうが、未来の宰相の可能性が奪われたことのほうが彼には辛い現実だろう。


 リアムについては、これも王都に魔獣を連れ込むという重罪を犯したことになるのだが、当時五歳の子の罪を問うのかということで、公爵と神官長が監督者として罪の身代わりを申し出た。

 結果、ふたりの功績と相殺ということで、リアムは罪を免ぜられた。

 異例の判断であるが、まさか国王陛下が公爵と神官長に脅迫されたなどということはないだろう。多分。


「そろそろ戦勝パレードだろう。さっさと行け」

「冷たい……。閣下は? 行かないんですか?」

「今回は息子たちに譲る。私は療養中だ」


「……エリクシーラ殿は公爵閣下に一緒にいてほしいと思いますけどねぇ」

 その言葉に、うっ、と一瞬詰まった公爵だが、首を振って薄く微笑む。

「……大親友が一緒にいるんだ、問題はないだろう」


 その様子に神官長も微笑み、

「じゃあ、行ってきます」

 と席を立った。


   *   *   *


「やだやだやだやだ、聖女なんていやですぅ……」

「諦めてくださいな、ミルキィベル様。戦場全体を回復しておいて、わたしは普通の令嬢です、は通じませんよ」

「あんなの、エリクシーラ様の聖石のバフのせいじゃないですか!!」

「それでも、誰でも出来ることではありません」

「うう……」

「わたくしはミルキィベル様と一緒で嬉しいですわ」

「ううーっ」


 今回の功績で聖女認定されたエリクシーラとミルキィベルは、オープンな車体に花が山盛り飾り付けられた派手な馬車に、肩を並べて乗せられている。

 パレードの中ほど、一番目立つ馬車で、通りがかる場所場所で大歓声が上がる。


 「ほら、笑って手を振ってくださいな」

「うう……」

 引きつった笑顔で、沿道に手を振る。

「聖女様ー!」

「聖女様、ありがとうございますー!」


 スカートの横にスリットを入れ、そのスリットを虹色のリボンで編み上げて大きな蝶結びを付けた少女たちが、ぴょんぴょんと跳ねながら手を振り返してくる。


 聖女スカートとして、ちまたで大流行である。


「なんであれ流行はやっちゃったんですか……雑に切り裂いたところを留めただけなのに……」

「お可愛らしかったですからね」

「エリクシーラ様が可愛くしちゃったんじゃないですか! 蝶結びは要らなかったと思うんですけど!」

 文句を言うミルキィベルに、エリクシーラはふふっと笑って返す。


「聖女様、聖獣を見せてくださいー!」

「聖獣見たーい!」


 沿道の声に応え、ミルキィベルは膝の上のファーヴァを持ち上げる。


「ほら、ファーヴァちゃん、愛想よく笑って」

「やかましいわ」

 ぶっすりと不機嫌そうに、小さい竜の姿のままのファーヴァは、ミルキィベルの手にだらりとぶら下がっている。


「なんで私がこんなことに……」

 ファーヴァは熱狂する市民をぼんやりと眺めながら、戦闘後のことを思い出していた。


   *   *   *


 ファーヴニルは、ふかふかの布団の感触の中で、ふと意識を取り戻す。

(あれ……、私は死んだのでは?)


「ファーヴァちゃん!! 良かった!! 意識が戻りましたね!」

 ミルキィベルの声が聞こえる。

「私は……、ファーヴニルだと言って……」

 重い身体にぐっと力を入れて、目を開く。


「……ん?」

 視点が低い。

 周りが大きい。


 猫に擬態していた時の視界だ。


「ファーヴァちゃん!!」

 ミルキィベルに抱きしめられて、ファーヴニルは身をよじる。

「やめろ! なんだこれは、どういうことだ!」


「ごめんなさい、わたし、ファーヴァちゃんまで回復しちゃったみたいで」

「は?」

「それで、前みたいにエリクシーラ様の結界と拘束の首輪を付ければ、わたしが飼ってもいいってことになって」

「はぁぁ?」


 バタバタと暴れてミルキィベルの腕を抜け出すと、ファーヴニル……ファーヴァは自分の身体を確認する。


「ぐっ……、大きく……、なれない……」

 自分の魔族の気がほぼゼロに近いくらいに損耗している。そこにエリクシーラの力が絡みつき、なんとか命を保っている。

 エリクシーラの結界がなければ、自分は多分崩れて消える。


 その事実に気がついて、ゾッとする。


「こっ、これ……、は……」

「ファーヴァはミルキィベル様の聖獣ですからね! 念入りにくるんでおきました!」

「ぐうう……」


 ありがとう、とは言えない。見捨てないでくれ、とも絶対言いたくない。

 だが、放っておけ、結界を解けとも言えない。


「うおおおおおお!」

 ひと声吠えたあと、ファーヴァは全てを諦めてポテリと床に倒れ込んだ。


   *   *   *


「お祖父様、さっさと諦めて愛想よくしてくださいね」

 花馬車の横に騎馬で付いている聖騎士姿のリアムが、厭味ったらしくファーヴァに声を掛ける。

「はい、笑顔笑顔」

「やかましいわ!」

 ファーヴァはカッと牙を剥く。


「きゃーっ、カワイイー!!」

「うおーっ! かっこいい!!」

 そんなファーヴァに沿道から歓声が上がり、ファーヴァはげんなりと口を閉じる。


「どうなってるんだこの国の国民性は……」

 ネコに擬態するのを拒否し、小さい竜の姿のままのファーヴァは、なぜか男女問わず人気が出てしまっている。


 やはり騎馬で付き従っている、式典用の王宮騎士姿のアレイズが、ファーヴァの言葉に苦笑いで返していた。


   *   *   *


「うちが侯爵になった!?」


 ミルキィベルはガチャンと音を立ててカップを置く。スイートベリー伯爵……いや、スイートベリー侯爵は、ケーキをフォークでもじもじとつつきながら、上目遣いでミルキィベルを見る。

「いや……、今回の功績で……、その……」

「お父様! お断りしてくださいよ!」

「お断りしたんだよ! ……でも……、国王陛下が……、ダメだって……」

 どうやら再びタヌキを丸呑みにするライオンが演じられたようである。


「伯爵令嬢も大変だったのに!! 聖女な上に侯爵令嬢!! ムリ中のムリ!!」


 パレード後、王宮でパーティーが開かれ、そこで報奨や叙勲について発表された。

 新しい聖女のふたりは、裏で着替えて化粧を整え、発表の最後に王に呼ばれて会場入りした。

 エリクシーラは王太子に、ミルキィベルは第三王子にエスコートされ、王の前、左右に立たされる。

 大歓声の大騒ぎの中、次々と挨拶をされ、ミルキィベルはそこから先は笑顔を保つのが精一杯で、控え室に戻るまでの記憶があまりない。そのため、誰が何の報奨を受けたか、全く知らない。


 ひと晩王宮で休んで今日、やっと落ち着いて朝食を父親と摂っていたところ、食後のデザートで衝撃のお知らせだ。


「いや、でも、ほら、アレイズくんと結婚すれば、別にね、生家はそんなに影響しないから! ……今回の休暇で、アレイズくんと過ごして、プロポーズされたんだろう?」

「あっ……、その誤解で外泊があっさり許可されたんですね……。あの……、まだ……、その……」

「えっ?」

 スイートベリー侯爵は驚いて目を上げる。ミルキィベルの後ろには、護衛として相変わらずアレイズが付いている。

「いや……、プロポーズはまだです、すみません。でも……、伯爵家でもギリギリだったのに、騎士爵では侯爵家のご令嬢に結婚を申し込むことはできませんね……」

「ええっ!? アレイズ様!?」

「……ふがいなくてごめんね、ミルキィ……。オレは……、オレは……」

 ぐっ……と涙をこらえ、それでも笑顔を作る。

「……見合った方と幸せにね、ミルキィ……」

 くるりと背を向け、

「……護衛の交代を申請してきます」

 と部屋を飛び出していく。


「えっ!? アレイズ様!? アレイズ様!!」

「おいアレイズくん! ……どういうことだ!?」

「知らないですよ! もうやだぁぁぁ」

 わああああん、とミルキィベルは机に泣き伏せた。


   *   *   *


「アレイズは根性が足りませんね」


 王宮の一室。

 王子ふたりとエリクシーラ、ミルキィベルでお茶をしている時にその話が出て、リアムが肩をすくめて言う。


 先程まで、

「兄上にいいとこ全部もっていかれた……」

 と嘆くシェインと、

「私の勇姿を見たか?」

「すみません、見ておりませんでした」

 の会話でテーブルに突っ伏していた王太子で暗い雰囲気に満ちていたが、ミルキィベルが話したアレイズの件で、やっと会話が活気づいたところだ。


「……お前、人のこと言えるのかリアム」

 王太子が冷たい目で言う。


「俺はお嬢様のお世話ができれば何でもいいので」

「本当か? 例えば……」

 ごほん、と咳払いをして、王太子はちらりとエリクシーラを見、覚悟を決めたように話し始める。

「例えば、エリクシーラ嬢が私の……、ん……、妃になったとして、それでもいいのか?」

「構いませんね。むしろ願ったり叶ったりです」

「本当か!?」


「王太子妃、さらに王妃になれば、信頼できる護衛は手放せませんからね。お嬢様の一番信頼できる護衛は俺だと自負しています」

「生意気な……。いや、だが、その、夜とか……嫌だろう」

「構いませんよ、ずっと部屋で見守ってます」

「やめろ!!」

「殿下なら、メイドとか護衛騎士とか、夜寝る時でも常に部屋の隅に何人もいるでしょうが」

「お前だけはダメだ!」

「なんでですよ」

「おっ……落ち着かないだろ!」

「お嬢様は俺が側にいても気にならないですよね?」

「えっ?」

 急に話を振られて、エリクシーラはきょとんとする。


「えっと、夜寝る時のお話ですか? そうですね、リアムがいつでも側にいてくれれば安心ですね」

 エリクシーラは首を傾げ、にっこりと答える。

「ほら、問題ないですよ」

「卑怯者! エリクシーラ嬢は絶対意味わかってないぞ!」

「……なに下世話な話をしてるんですか」

 シェインに言われて、王太子はうっと唸る。


「下世話?」

「そうです、エリィ様、あんな下品な話聞かなくていいです」

「そうですの?」

「エリィ様はボクのお嫁さんになることだけ考えてたらいいと思いますよ」

「あらまあ、お可愛らしいこと」

「くっ……、なかなか釣られて『はい』って言ってくれないな……」

「シェイン! お前も卑怯な真似をやめろ!」


「……王妃、いいかもしれません」

 急にミルキィベルが言う。

「あら、ミルキィベル様、王妃になりたいですか?」

「違います。エリクシーラ様が王妃になってくだされば、侯爵家の令嬢のわたしは侍女として仕えられるかもしれません」

「あら、いいですわね、それ」

「ほっ、本当か?」

「待って!!」

 王太子が身を乗り出し、シェインが慌てて止める。

「王弟妃でもいけるからそれ!」

「あー、そうですねぇ」

「王妃より気楽だから、二人で遊びに行ったりする時間も取りやすいよ!」

「まあ、そっちの方が良いかしら」

 よしっ、とシェインが小さくガッツポーズをする。


「……殿下がた、エリクシーラは王家には嫁がせませんので勝手に話を進めないでいただきたい」


 冷たい声が響き、王子ふたりはヒッと身を縮める。


「お父様!」

 公爵が戸口に立っているのを見て、エリクシーラは嬉しそうな声をあげる。


「スイートベリー侯爵令嬢はうちで住み込みの行儀見習いをすればいい」

「まあ! それがいいですわ! いかがです、ミルキィベル様!」

「それもいいですね、神殿に行くより良いかも……」

「そうすればうちできちんと嫁入り先を吟味してやろう」


「なんなら僕のお嫁さんにならない?」

 シルヴァがひょこっと公爵の後ろから顔を出す。さらにレオンが呆れたような顔で現れる。

「前に断られたろう、シルヴァ」

「状況が変わったじゃん。なんならレオンもチャレンジしてみたら? ミルキィベルちゃんがいれば、エリィがお嫁に行っても、頻繁に会いに帰って来てくれるよ」

「む……、その手が……」

「利用する気満々!! シスコンお断りですっ!!」

「えー、エリィのお義姉さんになれるのに……」

「うっ……」

 ちょっと心が揺らいだミルキィベルだが、

「待ってください!」

 そこへ、アレイズが飛び込んでくる。


「ミルキィ、すまなかった、オレ、混乱してしまって……。どう考えても君を諦めきれない。もう一度チャンスをくれないか」

「知らないです。もういいです。アレイズ様は近所のお兄ちゃんに格下げです」

「ミルキィ……! ごめんって……!」


「いやいやいや、ダメですよ! 聖女はおふたりとも一回大神殿に修業に来ていただきませんと……!」

 突然神官長まで飛び込んで来る。

「ついでに……是非……私の研究棟のほうにも……。あ、リアムとファーヴァくんも連れてきてくださいね!!」

「研究棟はダメだ!」

 公爵が怒る。


 ミルキィベルの膝の上で、ファーヴァが退屈そうに大きくあくびをする。


 王国は、今日も平和だった。

 ここまでお読みいただいてありがとうございます!


 終わったー!! 終わらせられたー!!


 リアムのお母さんのこととかいくつか放置している伏線がありますが、くどいかなーと思って説明入れませんでした。そのうち番外編書くかもしれません。


 あ、あと、誤解があるといけないので、遊学は遊びに行くんじゃないよ! 後ろ盾なく故郷を離れてひとり修業の旅に出るカルルには留学より遊学のほうが言葉として似合うんだよ! ……と言うわけで、遊学という言葉がかっこいいと思っているので使いたかったぱふぃんでした。


 ご評価、ご感想、いいね、ブックマーク、レビューなど、頂けたら本当に嬉しいです。


 次回作はまだ準備できていませんが、頑張って書いていきますので、よろしくお願いします!


 本当に、ここまでお付き合いいただいて、ありがとうございました!

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