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我が校の神様がやってきた!  作者: 友尾件始
第1章 〜波乱な1年生1学期編〜
19/33

グループ学習の準備

短め

ゴールデンウィークから数週間が経ち授業は一斉授業からグループ授業へと授業方針が大幅に変更され、本来は近くでグループを作ると思うのだが、他教科もというか新たに学校の教育としてグループ活動となっているようで、グループのメンバーは自由決定だが、全教科同じメンバーという決まりになっていた。だが、俺の場合は問題しかなかった。なぜなら俺は陰キャであり、グループになってくれる人の検討が付かない……と思った瞬間よく知っている声が聞こえた。


「敦樹さん。一緒のグループになりませんか?」

「いいのか?」

「はい。敦樹さんは信用出来ますし気軽に話すことができますので。」

「それはそうだが……」

「何か問題でも?」

「いや。別にいいや。」

「何か隠してませんか?」

「べっ別に何もない。」

「…わかりました。今回はそうしておきます。」


自分もやや動揺はしている。だがそれより周りからの嫉妬心がかなりこもった視線がもの凄く痛い。俺が行くところ行くところで誘われていたのに自ら誘いに来るということは全部拒否したのだろう。だが恐らく俺を誘うってことは樹里も一緒の班になるに違いないだろう。今回は3〜6人グループを作るという条件の元での班作成のため条件は満たしてはいる。だが、珠音がいなくなった瞬間にクラスメイトが俺のところに来て


「おい、宮藤さんとはどういう関係なんだよ!」

「俺もメンバーに入れてくれ!」

「それなら私も入れてよー!」


などと言って班に入ろうとする人が増えていたがその声が大きすぎたのか珠音が戻ってきてものすごいオーラで全員を黙らせていた。本当にすごいものだ。だが遠回しに怖い。あの様子にならないように気をつけないととも思った。

そうして自分の班のメンバーは決まった。

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