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作者: 森川 唯

初投稿 お目汚し失礼します。

今回は悲恋物を書かせていただきました。

少々、性的描写がございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

短いのでさらっと読めていただけると思います。

素人作ですが温かい目で見ていただけると幸いです。


始まりは何とも不格好な始まりだった。

お互い特に何かを言うわけでもなく空気に飲まれた。

いつからだろうか彼に執着することを覚えたのは。


大学始まってすぐのことだった。

何気なしに家に呼んだ。いや、何気ないように自分が思いたかっただけだろう。

この後起こりうる展開なんていともたやすく想像できたろうに。

こんなことが分からないほど子供ではなかったのに私は自分の中へと、いともたやすく彼を受け入れてしまった。

なぜかなんて理由は明確ではない。ただただ何となくだった。彼でなくてもよかったのかもしれない。その時その場で始めたのがたまたま彼だったのであろう。寂しさからくる虚無感は誰にも埋められない。わかりきっていたことだったのに嫌というほど経験してきたのに、また同じことを繰り返す。

執着してはいけないなんてことわかっていても一度入れてしまったことが大きなミスとなったのだろう。

もっと別の形で、もっと他の方法で、もっと自分が強ければ。そんな考えをしたとこでもう遅い。彼の言動が一語一句が私を傷つけ揺るがしているものであることには変わりない。これはどうにかできるものですらない。

彼のことで心は晴れ、時には影を落とし、雨が降ることもあるだろう。

きっと彼はそんなこと思っていないのだ。都合のいい女であり、いつでも捨てられる女なのだろう。

あぁ、なんと滑稽であろうか。なんと惨めであろうか。きっと目も当てられないだろう。

寂しさを紛らわせるために彼の服の匂いを嗅いで一人物思いにふけるなんて憐れすぎるだろう。若い女が一人のしかも不格好な関係の彼を思ってしまっているのだ。

彼の言葉が耳に通らなくなるほど嫉妬に狂い、性格が曲がり、きっと彼の好みとはかけ離れた存在になってしまうのではなかろうか。

なんと虚しい事でしょう。

きっと私は同じことをし、何度も後悔の念に押しつぶされるのだろう。


あぁ彼は今何をしているのだろうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

貴重なお時間の中、目を留めていただいたこと大変ありがたく思っています。

趣味でやっているので素人ですが少しでもいいなと思われると幸いです。

今回はありがとうございました。

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