一日で二回死んだ男
てなわけで続き〜!
ついさっき一話投稿したばっかだけど…。
いよいよ、なんか始まります!
こっから面白くなるといいなぁ
風呂に入り、食事もそこそこに済ました。
やることねぇな。寝るか。もう遅いし。
家に帰ってまでもやることねぇじゃん。なんか…もうちょっとなんかあってもいいじゃん…。
「はぁ……寝るかぁ…」
電気を消し、布団に入る。あっ、一気に睡魔が…。
案外寝るのが早かったりする。
ーーーーー
ーーーーーーーーー
「早く!早く逃げて!」
「もうダメだ…この世界は…」
人々は泣き、叫び、死んでいく。
木造の家々は燃え、灰になっていく。
「どうしてっ…!こんなの望んでなんかっ…」
一人嘆く俺は呆然と燃えていく町を見ていた。
「…?」
裾を誰かに握られた?
「!!」
「……」
目を下に向けると、3歳程の少年が痣のできた右手で自分の着物の裾を握っていた。
「ねぇ…」
「……なんだ」
「お母さん…知らない?」
…争いは、何も生まない。
争いは、何も生まないくせに、大切なものばかり奪っていく。
「すまない…君のお母さんは…知らない…」
「…うっ…ぐっ…」
裾を握る手に力が入る
少年の目から涙が溢れる
「誰も…守ってやくれないんだ…俺がっ…俺がみんなを守らなきゃ…」
「……少年、名前はなんというのだ」
「茅ヶ崎…」
「!?」
茅ヶ崎…もしそうなら…彼の両親は…
「少年、俺についてこい」
「…え?」
「みんなを、守れるくらい強くしてやる」
「ほんとに?」
湿り気を含んだ目を精一杯に開き、俺を見る。
あぁ…きっとお前さんなら…
少年の痣がのできた右手に自分の服を割いて作った包帯を巻く。
「…ありがとう」
少年のもといた場所へいこう…しばらくこいつの面倒をみることにしよう…
そして、またここへ来た時は…
民を…世界を…救ってやってくれ。
そんな願いを右手に巻かれた包帯にのせて
燃え尽きていく町を後にした。
ーーーーーーーーー
ーーーーー
「……っ、はっ!?」
長い夢を見てた気がする。なんか…どえらい昔の…まだ着物着てたな…あのじいさん…
なんでこんな覚えてんだ…?夢の内容とか大体忘れるのに。それに、かなり鮮明だった。
何か…身に覚えが……?
いやぁ、ないな。うん、ない。あんなじいさん知らんし、江戸感が漂う所に行った覚えもない。
知ってるよ。夢を見て自分のやるべき事(世界を救う)に気づくみたいな展開。そんなものは無いって。ラノベでしか見た事ないもん。
なーんてこと考えてたら遅刻しそうな金曜日ぃ。
学校へと猛ダッシュ!食パンくわえた子とぶつからないかしら。ないか。あったら大惨事だわ。
(よし、何とか交差点まで来た。ここを抜ければすぐ…だ…)
もし、今日、いつも通りの時間に登校していたら
もし、登校を諦めて学校をさぼっていたら
車に轢かれそうな少女を目にしなかっただろうに
「あっ、危なっ…!」
気づいたら体が動いてた。包帯の巻かれた右手を全力で伸ばした。何とか突きとばせそうだ。少女だけでも助けられそうだ…
みんなを…守らなきゃ…!
「みらくるくるりん!時空よ吹き飛べー!」
「へぇっ!?!?」
何言ってんだこいつ!?変な声出たじゃねぇか!
何て思ってるのも束の間、轢かれる衝撃より先に、開ききった目に眩い閃光が入った。
ーーーーー
ーーーーーーーーー
あぁ…あったかいなぁ…それになんだか、芝の香りもする…心地がいい…
あれか、俺…死んだのか…早いなぁ…ぼっちとはいえ、やることいっぱいあったのに…いや、ないわ。
にしても、俺にも悲しみってのはあるらしい。長らく涙なんてながさなかったからなぁ。なんか懐かしい感情だなぁ…
「…のぉ!……て下さい…!」
なんか可愛らしい声がする。
でも、ごめんなさい。もう少し、この微睡みの中にいさせて…そうしたら三途の川なりなんなり渡るから。
「あのぉ!…大丈夫ですか…!」
おいおい、死人に大丈夫はねぇだろ
流石にガツンと言ってやらねば!
…後でにしよう…。それまで寝させて…。
「もぉ~!」
おっ、今度は可愛らしい牛か?
その姿は起きた後に見ることに…
「みらくるくるりん!大爆発しろぉ〜!」
…!?まて、なんか聞いたことあるっていうか大爆発とか言った!?あの子!!!!
「おい!まて悪かった起きてるから爆発だけはっ…あっ…」
齢16の茅ヶ崎 思恩
今日俺は、二回死んだ。
ようやく、始まるっ…!
こっからどう進展していくのか…
この少女は何なのか!?というか主人公死んでね!?
言っちゃえばこっから第1章の始まりです…