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二十歳で始める異世界生活  作者: ぽお
第0章 異世界について学ぼう
7/18

第6話 美人なお姉さんと2人きりの異世界生活 別れ編

予定よりも、大幅に遅れてしまいました。申し訳ございません。

今回は、久しぶりに書いたので、うまく筆が進まず、とても短いです。

----3週間後----


「よしっ、出来たぞ。」


「もう、随分と速くコントロール出来るようになってきましたね。」


 シーフから、コントロール方法を教わり始めて3週間が経過した。


 もう、どのステータスに、どれだけの補正を掛けるかを調整するのはお手の物だ。


「では、最終試験です。あそこにいるモグラ型のモンスター、モグランと言いますが、モグランを2発で倒してください。」


「よしっ、任せとけ。」


 ちなみに、地面はこの3週間で直しておいた。


(とりあえず、APの補正だけを下げとくか。他は、一%のままでいいだろう。)


と、考えて、猛烈なスピードでモグランの後ろに回り込むと


「おりゃ」


と、キックをお見舞いした。


 そして、モグランを見てみると、まだ生きていた!


 あとは、補正でAPを3倍にして、モグランにとどめを刺した。


「シーフ、これでどうだ!!」


「完璧です。ふう、何とか習得できて良かったです。」


と、シーフは少し疲れたようにいった。


「正直、1ヶ月で魔力のコントロールが出来るかは微妙だったんです。」


「そうなのか。ところでシーフ、俺って他にここで教わる事って無いのか?」


「はい、普通は、魔法の使い方や、雅人さんとは逆で、魔力による補正を掛ける練習をするのですが、

雅人さんは最初から出来ていたので、コントロールさえ出来るようになれば、もうここで学ぶことは何もありません。」


「そうなのか。」


 一瞬の沈黙が流れる。


「もうすぐ、お別れだな。」


「ええ、そうですね。」


「シーフは、毎年誰かを送り出しているんだよな? それでもやっぱり、悲しいのか?」


「こればかりは、何年やっても慣れる気がしません。」


「そっか。 あと、どれぐらい残ってるんだ?」


「あと、2日です。」


「そうか・・・」


と、呟いた。


 ふと、あることを思いついた。


「なあ、シーフ。」


「何でしょう?」


「この世界では、魔法さえあればどんなことでも出来るんだよな?」


「ええ、ただし、無くなった腕をはやす、など、何もないところから何かを生み出すことは出来ませんが。」


「じゃあ、俺っていつでもここに帰ってこれるんじゃないか?」


「え? あ、でも、確かに魔法で空間を移動することは出来ますから・・・」


「どう? いけそう?」


「はい、恐らく可能だと思いますよ。」


 よしっ。これでシーフとは、いつでも会えるって事だ。 


 感動の別れをぶっ潰した気がしたのは、たぶん気のせいだろう。シーフが、私の感動を返せ、みたいな目で見てる気がするけど、たぶん気のせいだろう。


----2日後----


「じゃあ、行ってくるわ。」


「ええ、では、あなたの冒険に幸あらんことを。」


と、すごくさっぱりしたお別れをしました。



そして、シーフが何か呪文的なものを唱えると、あたりが光に包まれた。











今回で、1ヶ月の訓練はおしまいです。

本当は、これの前に修行パートを1話入れる予定だったのですが、どうしてもモチベが上がらず、本編を進めてしまいました。

では、ここからが本番ですので、「二十歳で異世界生活」を今後もよろしくお願いいたします。

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