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二十歳で始める異世界生活  作者: ぽお
第0章 異世界について学ぼう
1/18

プロローグ

今回は状況の説明で、短いです。


-今は、2,198年-


 世界は、人類は、技術の発展の限りを尽くしてきた。


 16世紀の工場の機械化から始まったこの流れは、2,000年前後に環境問題が取り上げられ、(すた)れるかと思われたが、2,030年頃から突然加速した、再生可能で、クリーンなエネルギーの発達によって勢いを取り戻した。


 しかし、22世紀に入った頃から、人口増加に(ともな)った食糧問題が世界的な最重要課題となり、人々を悩ませた。


 そして、2,150年。


 世界は、とある決断を下した。


 それは、「人類の選別」。


 勿論(もちろん)、人類の選別と言って、世界が納得するわけがないので、具体的には、「二十歳(はたち)になると、このままこの世界で生活していくか、異世界に転生するかを選ぶことが出来る。」というルールを作った。(異世界の存在は、21世紀後半には確認されており、莫大なエネルギーを使えば、安全に異世界を作り出し、その世界へ転生できることは知られていた。)


 人々は、反対するどころか、大いに賛成した。


 なぜなら、異世界では、殺戮や、(だま)し等の(たぐ)いは、当然、許されているため、暴力的な者が異世界に行くことで、犯罪率の低下が予想されたこと。(実際、その予想は正しかった。)


 また、食糧問題が解決される上に、優秀な人材が集まりやすいこと。


 そして、異世界に行く者にとっては、力こそがすべての世界で生きていくことが出来る。と思った者や、人生を最初からやり直すチャンスだ。と思った者など、


 その国際法は、すぐに可決され、2,155年から施行された。


 日本では、成人式の日に行われ、毎年、約3割の人間が異世界へと飛び立っていった。


 そして今日は、2,198年1月14日の日曜日。そう、成人式である。



 



 



今回が初投稿なので、至らない点がたくさんあると思いますが、優しく指摘を頂ければ、嬉しいです。

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