登場人物
ある程度の設定はありますが見切り発車ゆえ、途中から登場人物が増えてたり変更点が出てくるかもしれません。
登場人物
秦野晶 24歳 155㎝
真面目で頼まれたら断れない性格。天真爛漫な妹の面倒を幼い頃から見ておりしっかりしているが、お人好しすぎる面があり、妹からは損な性格だといわれる。華やかな妹と対照的に地味で小柄であり年齢よりも幼くみられることが多い。
東京の印刷会社に事務として入社する。平凡だが穏やかな生活に満足している。就職してから実家を出て一人暮らしをしている。通勤は自転車の為、普段から動きやすいカジュアルな格好を好む。
幼い頃から男のような名前でからかわれておりコンプレックスを抱いている。
妹の歩の身の回りで起きる超常現象に幼い頃から対処してきた。最近では妹自身がコントロール出来るようになったため心配することも減っている。
異世界では訳の分からないままに侍女見習いとして住み込みで王宮で働くこととなった。もともと真面目な性格の為、戸惑いながらも懸命に仕事をこなそうと試みるも失敗続き。
秦野歩 18歳 170㎝
晶の妹。今年の春高校を卒業し、芸能プロダクションからスカウトされモデルとして働く。姉の晶と対照的に華やか美女(ハーフのような見た目)で天真爛漫な性格。はっきりものを言うが悪意はない。姉を困らせることは多々あれど、基本的にはシスコン。本人曰く姉の困った顔が好き。
その美貌から数多くの男性からアプローチされるも、本人は特に彼氏を作る気はないらしい。
物心ついたころから自分の身の回りで不可思議な現象が起きることが良くあるが、あまり深く考えていない。
異世界に来て初めて自分がこの世界の住人だということに気付く。それに伴い自分の周りで起こる超常現象が、自らが起こした魔法のためだということを知る。戸惑いはあったが、ポジティブな性格ゆえにその場にすぐ適応し、異世界で暮らしていくことを決意する。
名前については、晶のことで学習した両親が男でも女でもどちらでもつけられる名前にした(男ならアユム)
ヨルン王国
国王:レオポルト=ノーマン=アントリヒ=フォン=ヨルン 189㎝
広大な領地と豊かな自然を持つヨルン国の国王。祖父、父の築き上げた国を守り繁栄させると誓う。
広大な田畑を持ち、商業も盛んであり国民はほとんど不満を持っていない。
隣国が侵略をもくろむ噂を聞いており、対策を検討中。
王妃:モーネ=ヴェリーセ=フォン=ヨルン 185㎝
レオポルトの妻。正妃であり唯一の妻。国王ともどもその人柄に国民から敬愛されている。民のことを第一に考える夫を心から愛しており、今現在も人目をはばからずいちゃつくことがある。それを息子にたしなめられるのが常。
皇太子(第一位王位継承者):ユーリッツ=レオポルト=フォン=ヨルン 24歳 190㎝
歩の兄でありヨルン国皇太子。国王は側室を持たず、息子はユーリッツのみであり、王位継承権は彼のみ持っている。金髪碧眼で甘いマスク、その人柄も温厚でありながら、剣術も魔術も心得ており、宮中の貴族婦人からは熱い視線を向けられることもしばしば。
近衛師団団長:テオバルト=シュタート 35歳 205㎝
元々農民の家系だったが、賊に村を襲われ家族も家も全てを失くした。困り果てて王都へ旅立ちそこで出会った当時の騎士団団長に拾われ養子となる。その後、剣術を教わり王国騎士団へと入団する。入団当初は養子とはいえ元々は農民の子が騎士となることに対し、周囲は冷たく振舞っていたが、その実力に徐々に周囲も認めるようになっていった。30歳になり、養父である騎士団団長の推薦と国王の勅命により、貴族でないながらも近衛師団へと入団、33歳にして異例の若さでの近衛師団団長となる。
焦げ茶の短髪に無精髭、モスグリーンの瞳。その顔には年齢相応の皺と小さな傷が複数ある。その実力に見合う逞しい体つきで、鎧の下には無数の傷があり、副団長であるヘルゲに数えられたことがあるが、途中で匙を投げたほどだった。
頑固で堅物、仲間想いであり部下からは慕われているものの、女性の扱いは恐ろしく下手(ヘルゲ談)
近衛師団副団長:ヘルゲ=トイリヒ=ノイブルク 33歳 197㎝
騎士の中でも上位の家系に育ち、代々近衛師団を務める家柄。軟派でお調子者な性格で、ムードメーカーながらその実力は確か。王宮の侍女たちに度々ちょっかいを出してはテオバルトに叱責を受ける。テオバルトより年は若いながらも、王宮騎士団に入団したのは同時期で公式の場を除いては友として接する。
女官長(侍女長):トラウラ=ヘルネ 39歳 180㎝
厳格で真面目な女官長。侍女たちから恐れられているものの、その仕事ぶりに王妃からの信頼も厚い。
晶の教育係をアンナに任命し上手くいかない二人に厳しい言葉をかけながらも見守る。
侍女:アンナ=マリア=ドロテワ178㎝
上位貴族の娘であり花嫁修業の一環として侍女として働く。透き通るような肌と太陽のようにきらめく金髪に、晶が思わずお人形さんみたいとつぶやいたほどの美人。
晶の教育係であるも、言葉が通じず失敗を繰り返す晶に始めは苛立つが、彼女の真っ直ぐさ、一生懸命さを認め、普段の仕事の合間に言葉を少しずつ指導した。