ファング③
FGO 沖田さん霊衣来なくてショック
「よう!新しき我が身体よ!」
その蛇のような物は言った。俺は此処までの情報量に頭がパンクし、唖然とその光景を見ていた。
「おい!お前どこ見てるんだ?おーい」
俺はその声に反応もせず、上の方を見ていた。
「あ〜あ、だめだこりゃ此処までの情報量で頭がパンクしてらぁ、わしの話なんぞちっとも聞いてねぇ」
俺は此処までの情報をこの変なのだったら知っているのではないかと思い、こいつに聞いてみることにした。
「なっなあ、お前此処はどこなんだ」
「おい、お前さん、初対面の人に出会ったらまずは自己紹介だろうが」
変なののくせに正論を言ってきた。仕方なく自己紹介をする。
「俺は宮下真矢だよろしく」と言い手を出す。
「ミヤシタ、シンヤ?シンヤが名でいいのか?」
「ああ、真矢で良い」
「おう!よろしくな!シンヤ!わしはファングと呼んでくれ」
すると出していた手に絡みついつきた。おそらく握手のつもりなのだろう。そして聞きたい事をの質問をしてみる。
「あのファングさん此処はどこなんですか?」
自然と敬語が出てきてしまった。
「ああ、此処はなグランシルトス国のエルミスの森と呼ばれる場所だが、シンヤオメーさんはおそらくだが別の世界から来たんだろう?」
確かに俺の知る知識の中ではグランシルトスなんて言う国は聞いたことが無い。しかし俺の知識だけで異世界と判断するのも、、いや、少なくともファングさんのような物がいる時点でもう異世界と判断しても良い気はするが、、
「おいシンヤ逃げるぞ、俺たちを見てる奴がいる」
急に先ほどまでとは違う、冷静に言ってくる。試しに近くを見渡すも、それらしい気配は無い。
「いいか、今から左に静かに逃げろ」
「ファングさんしかしそれらしいのは、、」
「ちぃ!ぐずぐずするな!」
すると元々伸びていたファングさんの胴が五メートルほど伸び木に噛みつくとそのまま右手を引っ張っり一瞬で木の一番高い枝のところまで移動していた。
「ちょ!何が!、、」
そして背後を見てみると、
シャャャャャャャャャャャャ!!!!!!!!!!!!
背後から五メートルは有ろうかという巨大な虎のような生物が飛び出しできた。
しかし虎は飛距離が足りず俺のとこまでは飛んでこなかった。
「あっ、あぶねー助かったー」
「まだだ!やっぱ追ってくるぞしばらく逃げるからな!」
そうするとすぐに高くて丈夫そうな木に伸びて噛みつき移動する。その雰囲気はゲームなんかのワイヤーを飛ばして移動する感じの雰囲気だった。
すると地面では虎が追いかけてくるのが何故かわかった。虎の姿は見えないのにわかるのか不思議に思っていると言う右腕のの皺の一つが開きこう言ってくる。
「わしのこの首の部分から周りの気配を感じ取れるんだ、多分お前さんの体にも伝わってんだろう」
とよくわからないがこのことは後でゆっくりと聞くことにしてとりあえず逃げることにしよう。
正直俺は身を小さく丸めていれば良いため余やることはないが、、
シャャャャャ!!!!!
すると虎は突然飛びかかってきた!
その一瞬で俺の視界には月が映り込んできた。だがその月は視界の奥の方へと行ってしまう。
ついでにスカサハ師匠も来なかったし