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プロローグ

よろしくお願いいたします。

宇宙──。


漆黒が支配する世界・・・。


始終も無ければ果ても無い、無限に続く闇。

無限に広がる闇の空間にポツンと独り居るかのような、どうしようもないほどの孤独感。


居場所を全く与えられない不安定感。

果てへ果てへと目指していたはずが、いつの間にか元いた場所に戻っているかのような錯覚。

いや、進んでいるかのごとくに見え、一歩たりとも進んでいなかったかのような感覚。


最新の科学でも全く解明できない程の謎に満ち満ちているが故の、圧倒的不安感。


深い闇の迷宮ラビリンスに捕らわれたかのような錯綜。

漆黒の呪縛に遭い、永遠に生還不可能だと、圧倒的に思い知らされる絶望感。


極寒が襲って来たかと思えば、次の瞬間、灼熱が襲ってくる、気が狂いそうになる程の、全身余すこと無く染み渡る地獄・・・。



漆黒の恐怖!恐怖!恐怖!



およそ人間が負に感じる全てのものを惜し気も無く、少しの暇も与えず、間断無く与え続ける。


これ程、最大の負を気前良く、バリエーション豊富に、溢れんばかりに提供してくれる存在があるだろうか?


最新の宇宙理論では、ダークマター、ダークエネルギーという暗黒物質、暗黒エネルギーと言われるものが、宇宙の95%を占めると言われる。


宇宙とは、ほぼ闇、そのものなのだ!




その漆黒の恐怖の中、さらに暗い、漆黒のオーラを禍々しく放つ星が存在する。


──漆黒の星である。


周りの漆黒に同化し・・・いや、宇宙一と言って良い程の重力により、時空間がねじ曲げられてるかのごとくで、存在を感知することは至難の業・・・

いや、ほぼ不可能である。


その漆黒の星、存在自体が漆黒の地獄のはずの星に、さらなる地獄が襲おうとしていた──。



漆黒ばかりですみません。ダークマター、ダークエネルギーに関しては、誇張の表現ですので、正しい知識は最新の宇宙理論を参照していただければ幸いです。

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