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プロローグ
遠い昔
【六人の原初の神】が、何も無かった地上に生命という小さな種を蒔いた。
種は、すくすくと成長し、様々な形へと進化をしていった。
その中の一種【ヒト】もまた、進化の過程で誕生した生命であった。
それに併せてなのか
六人の原初の神の血を引く【神】もまた、その数を増やしていき、ヒトと交わりし神もいたと言う。
そして
進化を見守ってきた原初の神達は、地上を種に任せることにし、眠りについたと言われている。
原初の神達が眠りについてから、二千年の時が過ぎた。
原初の神が眠りについてもなお、種達は交配を続け、様々な不思議な力【魔法】が生まれたと言う。
原初の神の眠る土地には、神殿が建てられたそうだ。