序章5
泣きたいです。一回書いた原稿がきれいに消えました。
やっぱ一日に2回更新なんて無茶しようとするからですかね・・・。
消えちゃったけどがんばります・・・・・。
よくやく3人に信じてもらうことができました。
だがしかし、私の危機的状況は何一つ変わっちゃいない。あ、いや命の危機は去ったから変わったっちゃ変わったがこの異世界でどう生活していくかが何も決まってない。
ちなみにいま、私の頭に浮かんでいる案はアネットさん達に住み込みで働くことができるところを紹介してもらうことだ。今のところこれ以外浮かばないのでこれでいくしかないだろう。早速聞いてみるか!
とそこまで考えて時に気づく。
私名乗ってなくね?名前いってなかったよ。一応言った方がいいよね。
「あの、今更なんですがいままで名乗らずにすみません。私の名前は大海翔子です。大海が名字で翔子が名前です」
「名字!?お前貴族なのか?」
鬼畜男さんが言う。え?貴族?うちはバリバリの一般庶民です。
「いえ、違います。貴族なんて身分じゃないです。こっちの世界では名字があると貴族なんですか?」
「ああ、名字は貴族様しか持つことができないんだ。ところでもう一回名前いってもらえるかい?聞き取れなくてさ。悪いね」
「あ、いえ。翔子といいます。しょ・う・こ」
「ショウコーウ?」
「いえ、しょ・う・こです」
「ショーコオ?」
・・・・・・・・・どうやら私の名前はこっちの世界では発音できないらしい。
「あ、じゃあシーって呼べますかね?」
シーっていうのは私のあだ名だ。大海の海から来ている。
海=sea=シーである。センスについては何もいわないでくれ。考えた友達が不憫だ。彼女は3日3晩考えた末にこのあだ名にしたのだ。
「シーかい?これなら問題ないね」
よかった。友達よ!いまここでお前の努力が役に立ったぞ!!
さてずれてしまったが本題に戻ろう。
「アネットさん、このあたりで住み込みで働けるところはありませんかね?私でもできそうなもので」
「え?住み込みで働くのかい?・・・・・・・・・・・・・ああ、一個あったね。住み込みで食費免除で休日もあるところが」
なにその好条件!?好条件過ぎて怖いくらいである。
「どこですかそこ!?教えてくださいっ!!!!」
アネットさんはにやりと笑って言った。
「ここ、アネット食堂さ!」
こうして私はアネット食堂で働くことになった。
ちなみにこの後ドミニクさんの猛反対劇とかがあったけど割愛。
決してめんどくさいからじゃない。決して。
さらに私がお約束のごとくチートで魔力がいっぱいあって制御に時間食ったとか、その制御法を教えてくれたのがドミニクさんで結果仲良くなったとか、アドルフくんが天才過ぎて王都にあるこっちの世界で言う大学に飛び級で学費免除で行くことになったとか、あったけどそれも割愛!
うん、結構大事なことだったね。割愛しちゃったけど。
一応補足しておくといまや私とドミニクさんはめちゃくちゃ仲良しだ。私は何かあったらまずドミニクさんを頼るねってくらい仲良くなれた。鬼畜男って言ってたのが懐かしいくらいだ。
アドルフくんは王都に先月行ってしまったが1週間おきに手紙が届くし、私とは念話という私オリジナルの魔法でほぼ毎日話しているので寂しくは無い。
まあそんなこんなで大海翔子こと、シーは異世界ライフを堪能(?)しつつ元の世界に変える方法を探しています!
おわった!過去編終わりました!!
データ消えた時は泣きそうでしたが無事過去編終わりました。
これから現在が始まるので読んでくださるとうれしいです。