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見張りの騎士以外がみんな寝入った頃、私は寝袋もどきから体を這い出した。


今日は野宿最後の日になるらしいのでいつもよりいっぱいアレ《・・》をやっておこうと思ったのだ。宿に入ったらできなくなるからね。

そんなことを考えつつ私は見張りの騎士達に意識が飛ぶ魔法をかける。意識が飛ぶっていってもそんな危ないもんじゃないですよ?ちょっと気絶するようなもんです。ちょっと記憶が飛ぶようなもんです。

騎士達がしっかりと意識をなくしたのを確かめてから結界の外に出る。


「寒っ!」

外の気温は王都に近づくにつれて低くなっていってるみたいだ。寒がりな私には迷惑な話だ。寒い気温に耐えられないので自分の周りに薄く結界を張る。すると一瞬で暖かくなった。

あー魔法って便利だわー。上着いらずだわー。


装備が完璧になったところで私は少し結界から離れて辺りを見回す。5分くらいきょろきょろしていたらようやく見つけた。うんまあとりあえずはあいつらだな。

おびき寄せるために軽く光を出す。すると気が付いた魔物が結構な勢いでこちらに走ってきた。


そう私が探していたのは魔物である。

私は野宿生活が始まってから(まだ4日しか経ってなけど)魔物狩りを夜な夜なやっているのだ。

魔物の毛皮や牙などはお金になる。私はあんまりお金を持っていないので稼げるところで稼いでおきたかった。いつ何が起こるかわからないしね。金は持っていて損は無いだろうって言う考えだ。


ドタドタとうるさい足音を立てながら魔物が目の前までやってきた。今回の奴は牛と豚と蛙を合体させたような奇妙な奴だった。数は3体。



魔物にはドラ●エみたいに名前が付いていたりしない。『魔物』という一区切りで分けられているだけだ。しいて分けるとすれば「実体のある魔物」と「実体のない魔物」という位だろう。

ちなみに実体がない魔物というのは幽霊みたいな感じだ。攻撃しても当たらないのだ。倒すにはどこかにある核を壊すしかない。こいつは剥ぎ取る素材が無いので私はあんまり好きじゃない。


いやー今回の奴実体あってよかったよかった。

んじゃちゃっちゃと終わらせましょう!!


私は魔力でロープを作るようなイメージをする。すると空中にピンク色の細いロープが出来上がる。


これはシーお手製!魔力ロープ!!ピンクなのは気分です。意味は無いです。

そのロープを使って魔物を縛り上げる。ここでポイントなのは一気に縛り上げることだ。ゆっくりやっていると毛皮とかに傷がつく恐れも出てくるからね。一気にギュッと締め上げる。するとはじめは暴れていた牛豚蛙うしぶたかえる(シー命名)3匹は動かなくなった。


はい、これで終了です。

そうです。地味ですよ、ええ。素材を傷つけないためには地味なこの方法がいいんです!炎とかやっちゃうと焦げるからね普通に!地味でいいんですよっ。



魔力をこめるのをやめてロープを消す。そして今度は腰に刺してあるナイフを取り出して皮などを剥ぎ取る。

最初の頃はグロくてできなかったけど1年いたら慣れました。じゃんじゃん剥いでいきますよ。今なら普通にかわいいウサギちゃんもれるきがする。


「ふふ~ん♪ふんふんふ~ん♪」

鼻歌なんて歌いながらどんどん剥いでいきます。下が血の海でも動じない精神が培われてます。あんま嬉しくない!

あ、ちなみに魔物でもたいていは血の色は赤です。たまに緑やら紫もいるけどね!そいつらは食べれません。でも血が赤なら普通に食えます。マジで。おいしいですよ?

まあこの世界では食べる人少ないみたいだけどねー。当たり前か・・・。魔物だもんね。食わないよね普通。今のところ魔物を食べる人って1人しかあったことないもんなー・・・。


今日のは血が赤いんでお夜食にしますよ。昨日のは紫でした。紫は毒があるんだよね。さすがに食べずに燃やしました。証拠隠滅☆


火の魔法で軽くあぶったあとにさっき調味料を勝手に頂戴しといたのでそれをかけて食べる。シンプルな調理法だがこれ位しか出来ないんだよね。ああ凝った料理食べたいな。


むむ、意外においしい!見た目はかなりグロいけどこいつおいしいな。予想外のおいしさに下の血の海を片付けるのも忘れて頬張る。うまっうまっ!と夢中で食べていたために私は全然気がつかなかった。背後に人がいることに。


何かの気配を感じて肉を頬張りつつ振り返る。


そこにはレイさん派の無口な騎士さんがいました。相変わらずの無表情だが少しビックリしている様にも見える。

まあ自分の護衛している人が夜中に魔物狩ってそれを食っていたら誰でも驚くわな・・・。


エ、エヘ。思わず下を見る。そこには素敵な血の海&死に絶えた魔物がありました。



・・・・・・・・・・・・・・・・なんて言い訳しよう。



シーは基本ネーミングセンスがありません。前に友達の事笑ってたけど自分も無いです全然w

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