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【コミカライズ】全自動攻撃【オート】スキルで俺だけ超速レベルアップ~女神が導く怠惰な転生者のサクッと異世界攻略~  作者: 桜井正宗
第十三章 新世界

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第401話 オートスキル強制発動・覚醒煉獄

 神聖国ネポムセイノの第9998代皇帝ジークムント・ケッヘルを俺が倒す?

 なんでそんなことをしなきゃならん。面倒だから絶対に嫌だ。


「頼む、皇帝を倒してくれ!」

「うるせえ!!」


 俺はニコラスをブン殴った。



「ぐほおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」


 地面へゴロゴロ転がるニコラス。

 いや、そんなことよりだ。



「おい、フォル! 俺のレベルって本当にLv.58200なのか!?」

「そうですよ、兄様。事実です! だって、ほら頭上に書いてあるんですもん」


 自分じゃ見えないんだけどね。

 鏡でもあればいいんだが――ああ、窓で反射して確認できた。


 マジで俺のレベルは『58200』となっていた。我ながらバケモンだ。


 そのせいか俺が狙われることはなかった。みんな避けてやがる。


「で、ニコラス。皇帝のレベルはいくつなんだ?」

「……そ、それはもちろん皇帝というくらいだからね。Lv.99999なんて噂があるよ」

「Lv.99999!? うそだろ!?」

「噂だよ。ジークムント・ケッヘル皇帝陛下は謎の多い人物でね……」


 なるほどなぁ。

 けど、だとしたら今の俺では皇帝をぶちのめすのは不可能かもしれない。いや、けど俺はレベルの壁なんてブチやぶれる『神王』なのだからな。

 負けるはずがないのだ。


「まあいい。それよりも、ここにいる貴族共を全員ぶっ飛ばせば解決だろ」

「……そんな極端な。だが、間違ってもいないよ、サトル」

「そうだろう、ニコラス。お前は黙ってみてな」

「わ、分かった」


 俺は指をバキボキ鳴らしながら、広場へ向かう。決闘エリアでは、複数の貴族が戦っている。

 俺はそこへ殴り込んだ。



「くらえええええええええええええ!! オートスキル強制発動・覚醒煉獄!!!!!」


 津波のような炎が広がり、貴族共を巻き込む。



「ぎゃあああああああああああ!」「な、なんだこの炎は!!」「うそだろ!?」「し、死ぬううううううう!」「うあああああああああああ!!」「俺が負けたのか!?」「やめてくれえええええええええ!」



 次々に倒れる貴族たち。

 俺はポイントをゲットしてレベルアップした。



 Lv.58200 → Lv.59600



 まあ、こんなもんか。



「お疲れ様です、兄様! グロリアスヒール!」



 フォルから回復魔法を受け、俺は体力を回復した。ふぅ、そんなに疲れていないけど疲れた。


 レベルアップも多少したし……。



「おい、ニコラス。俺はその第9998代皇帝ジークムント・ケッヘルに会いに行く」

「な、なんだって!?」

「倒して欲しいんだろ?」

「そ、それはそうだが……レベルはどうする!」

「そんなもん関係ねえ。俺は俺の力を信じる。この超覚醒オートスキルなら勝てるさ」

「自信満々だな。分かった、お城へ案内しよう」


 ニコラスの後についていく。

 やがて大きなお城が見えてきた。

 大きいっていうか巨大すぎる。


 なんて規模だ……街のような広大さと、城も城塞って感じだ。しかも、ゴーレム兵が厳重に守護していた。


 なんつー場所だ!!

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