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【コミカライズ】全自動攻撃【オート】スキルで俺だけ超速レベルアップ~女神が導く怠惰な転生者のサクッと異世界攻略~  作者: 桜井正宗
第十二章 神の帰還

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第387話 レベル上限の限界突破

 死の要塞国・デイの頂上は近いらしい。

 だが、その前に俺は【超覚醒・オートスキル】などというスキルを手に入れてしまい、いよいよバケモノになっちまった。もうチートだよ、チート!



「にしても、ベル……お前は変わらないな。少し変わったと言えば……胸の大きさかな」

「理くんは、相変わらずえっちだねぇ~」

「ビキニアーマーのお前に言われたかねぇけどな」



 これで本当に全員集合(・・・・)か。



 いいだろう、この最強パーティでいよいよ世界の支配者である『天帝・ツァラトゥストラ』と決着をつける時だ。



 だが、その前に少しだけ休憩していこう。



「兄様、皆さんの回復をしておきますね」

「おう、フォル。頼むわ」



『グロリアスヒール!!』



 聖女最強治癒魔法が全体に掛かる。これでパーティ全員の体力、疲労、状態異常などなど様々なものが回復した。やっぱり、フォルは万能だな!



「みんな、俺について来い」



 メサイア、フォル、リース、ベルを従えて俺は先をいく。なんだろう、この感覚久々だな。本当いつ振りだよ……! なんだかワクワクしてきたな。



 螺旋階段を上がっていくと、急に『ナイトメアゴーレム』なる高レベルゴーレムが出現。なんとそのレベル……!


「なっ、サトル! あのゴーレム……Lv.530000もあるわよ!!」

「ご、ごじゅうさんまん!?」



 メサイアのモンスター分析に俺は驚く。まてまてまて……いきなり『Lv.530000』が襲ってくるとかヤベェよ。だが、今の俺には【超覚醒・オートスキル】がある。試してみよう。



「サトルさん、怖いです……」

「大丈夫だ、リース。俺が皆を守ってやる。いいか、全員手を出すなよ」



 階段の上にいるナイトメアゴーレムがゆっくりと下りてくる。なんでデカさ……あんなスーパーロボットを見たことがあるぞ。超合金野郎かよ。



 だがな!!



 俺は【超覚醒・オートスキル】を発動。



 敵が近づいてきた瞬間――





『世界終焉剣・エクスカイザー!!!』





 俺の全身が真っ赤に染まると、オートで攻撃(スキル)が発動。俺は動かずして剣を三本放ち、それがゴーレムを呆気なく貫いた。あまりの破壊力に敵は粉々に弾け、砕け散った。やばすぎだろ!!




「おお!」「こ、これが覚醒バージョンなの!!」「兄様、かっこいい!!」「さすがサトルさん!」「理くん、やるねぇ~」



 俺もだが、全員が驚く。




 ==RESULT==



 【EXEXP:5,221,900】

 【DROP:超合金×1】



 ==RESULT==




 そして、全員のレベルすらも上がってしまった。



 サトル:Lv.9999 → Lv.10005

 メサイア:Lv.9999 → Lv.10005

 フォルトゥナ:Lv.9999 → Lv.10005

 リース:Lv.9999 → Lv.10005

 ベル:Lv.9999 → Lv.10005



 どうやら、この【超覚醒・オートスキル】でモンスターを倒すと特殊な経験値(EX・EXP)を手に入れられるようで、レベル上限を突破してしまうらしい。



「マジかよ!!!」




 ぽかんと立ち尽くしていると、メサイアが正面から抱きついてきた。横からフォル、更に横にリース。背中にベルがくっついてきた。



「あんた最高だわ! これなら天帝に勝てるわよ!」

「兄様、兄様! わたくしを感じて下さいまし~」

「うわぁ、凄い、本当に凄い!」

「理くん、モテモテだねぇ~」



「……はは、ははははは……! ふはははははははは!!」




 勝てる……。

 勝てるぞ!! この力が……【超覚醒・オートスキル】があれば、絶対に世界を取り戻せる。俺はついに神の領域に踏み込みつつあるようだ。



 あとは神の涙『ティアドロップ』を飲むかどうかだが……。むろん、いざとなれば俺は神になる――!



 今はとにかく、この状況を喜ぼう。

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