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【コミカライズ】全自動攻撃【オート】スキルで俺だけ超速レベルアップ~女神が導く怠惰な転生者のサクッと異世界攻略~  作者: 桜井正宗
第七章 世界ギルド

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第321話 収集クエスト - 大炸裂!! 女神専用スキル -

 残るホワイトスライムも俺の必殺【オートスキル】で討伐した。大体、自動(オート)で倒したのでラクチン、ラクチン。

 リースの手も(わずら)わせずに済んだ。



 ==RESULT==


 【EXP:331,870】

 【DROP:白いヌメヌメの液体×12】


 ==RESULT==



 着地し、リースを立たせた。


「守ってくださってありがとう、サトルさん」

「当然さ。あの白いスライム、リースに白いもんぶっ掛けやがって……!」


 極麻痺の(・・・・)液体攻撃(・・・・)とはいえ、なかなかの光景だった。リース本人は気絶していて分からなかったようだから、俺はホッとしたけど。


 今は海水で洗って綺麗になった。



「さて、収集クエストを進めようか」

「そうですね、メサイアさんもフォルちゃんも待っていると思いますから、済ませてしまいましょう」



 何もない所から杖を取り出し、リースは構えた。さすが最強の金髪エルフ。ここからは、彼女の出番だ。



「あたしは、木々を伐採して木材を収集しますね。サトルさんは石集めをお願いできますか?」

「任せろ、リースの命令なら何でも聞いてやる」

「じゃあ、お願いしますねっ」



 にへっと液体のように笑うリースの天使の笑顔(エンジェルスマイル)に、俺はズッキュ~ン来て心臓バックンバックンのバーサーク状態になった。




「うおおおおおおおおおおおおおおッ!!!」




 浜を猛ダッシュして、俺は石を収集する。

 走って走って、どんどん走って、途中、水着姿のメサイアとフォルの姿が見えたような気がする。ああ、どうやら俺は本気出し過ぎて島を一周してしまったようだな。



 ようやくリースの所へ戻り、石を置いた。



「どうだ、リース。石を拾ってきたぞ」


「サ、サトルさん……これ、10000個以上はありますよね!? す、凄すぎですよ……でも、こんなにはいらないです……」


「本気出しすぎちゃったよ、アハハ……」


「でも、ありがとうございます。こちらも風属性魔法・ダークサイクロンで木々を伐採といいますか、薙ぎ倒して収集したところです」



 目の前の一定範囲にある森林が跡形もなくなっていた。リースの魔法で吹っ飛んだようだな。嵐の跡だなこりゃあ。



 さて戻ろうとした――その時だった。



「…………てめぇ、よくも俺の家を!!」「いきなりスコールかと思ったぞ!!」「俺たちの家がああああ、くそがあああ!!」



 いきなり男三人組が現れ、悪態をついた。

 全員ハゲ頭のイカツイおっさんだった。




「誰だ、お前たち」




「俺らはこの島の主だ。この島でヤベェ草を密造していたんだが、そこの金髪エルフが家を吹き飛ばしやがったんだよ!! 台無しにしやがって!!」



 ――なるほどな。あの跡地には、この男三人の家があったらしい。家つーか、潜伏先? もう跡形もないので、どんな家だったか分からんけどな。てか、犯罪組織じゃねーか!! 同情も何も出来ない。むしろ、ざまぁじゃねぇか。



「悪かったな。じゃ」



「ふざけんなテメェ!!」「おい、そこの男!!」「ぶっ殺すぞ!!」



 ついに脅される。やれやれ。



「だから悪かったって。家は弁償する」



「はああああ!?」「弁償するだああ?」「出来るわけねぇだろ!」



「本当に弁償するってば」



 男たちは顔を見合わせ、元からキレていたが、更にブチギレた。



「ざけんじゃねええ!! クソ野郎が!」「こうなりゃ、お前をぶっ殺して……!」「そこのバインバインの金髪エルフちゃんと楽しむしかねぇよなァ! しかもド派手なビキニじゃねぇか、か~っ!」



 げへへへと、リースを()め回すように見てくる。俺は、彼女を(かば)うようにして後ろへ。


「サトルさん……」

「リース、俺が絶対に守ってやるからな」

「……はいっ。信じていますっ」



 これ以上、リースのピチピチの柔肌をあの男たちに見られるワケにはいかん。ていうか、穢れてしまう! リースを見ていいのはこの俺だけだ。



 とりあえず……ブン殴る!!



 拳に炎を宿し、俺は突っ込もうとしたが――




『シャイニング・ブレイズ・ゴッドフィンガあああああああああああ!!!』




 ドォォォォォオオオオオオオオオオオオ……と、まあ見事に男たち三人をまとめてブン殴る閃光。



 これは女神専用スキルである。



 ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★


【Skill:S・B・G】Lv.100(最大)

【Effect】

 対象:敵/全体


 女神専用スキル。

 名称が長いため略されている。

 女神の怒りを大爆発させ、

 敵を問答無用で駆逐する。



 物理ダメージ:200000%

 魔法ダメージ:200000%

 遠距離ダメージ:200000%



 [覚醒]すると威力が2倍アップする。


 ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★



 男三人は森林を突き抜け、山さえも突き抜けて海の遥か彼方へ。どこまで行くんだよ!? まあいいか。それより――。



「メサイア……!」

「おーっす、サトルとリース。無事~?」



 いつの間にか黒のビキニを着ている女神。

 黒髪をかき上げて、メサイアは息をつく。



「無事だが、突然だな」

「だって、襲われているようだったし、帰りも遅かったからね。心配になって来たの」



 そういう事か。

 フォルもいつの間にかビキニだし。


 たゆんたゆんと揺らして、俺の元へ来る。



「あ~に~さ~まっ♡」

「……ほお」


「えっち♡」


「見せつけてくるからだろう、ヘンタイ聖女」

「うふふ♡」



 まあ、メサイアがぶっ飛ばして解決したな。

 材料も集まったし、イカダ作るかあ。

いつも応援ありがとうございます。

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