表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】全自動攻撃【オート】スキルで俺だけ超速レベルアップ~女神が導く怠惰な転生者のサクッと異世界攻略~  作者: 桜井正宗
第五章 女神復活

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

298/560

第289話 ギルドチャット - ウルチャの嵐! 聖女は世界的大人気 -

 みんな世界ギルド『フリージア』へ加入した。

 久しぶりのギルドか。いつ振りだろうな、ギルドとか! ――でもそれこそ『ぼむぼむ』もとい、『ぽむぽむ』がマスターをしていた【サンフラワー】以来だろう。


「ヘデラ、なんか(なつ)かしそうね」


 ネメシアが顔を(のぞ)き込んでくる。



「んや、なんでもないよ――って、なんだ?」



 急に違和感を感じた。

 なんか俺の周りに『文字』のようなモノが流れているような。気のせいではない……これは何かの『メッセージ』だ。



「なあ、ネメシア。この緑色の文字なんだろう」

「え、それってギルドメンバーの専用チャットでしょ」

「は? 今ってそんな機能があるのか?」



「あるわよ。えーっとね、こう左手をチョップするようにスラッシュさせるの。するとね、音声認識システムがポップアップするから、それに喋りかけるの。すると、文字に自動変換されるわけ。文字を読むのが面倒なら本人の音声を自動再生も出来るわ。でも中には恥ずかしくて文字だけって人もいるけどね。まあ、文字は勝手に流れるし、流し見してあげて。あ、文字を打つ場合は左手で円を描くと出るから――」



 もうネメシアが何を言っているか分からん!

 てか、そんな便利機能があるとはな。これが『未来』がぁ。



 ――――ところで、



【 ヘデラ様に 13,000セル の ウルチャがありました 】

【 ヘデラ様に 180,000セル の ウルチャがありました 】

【 ヘデラ様に 42,300セル の ウルチャがありました 】

【 ヘデラ様に 5,000セル の ウルチャがありました 】

【 ヘデラ様に 9,200セル の ウルチャがありました 】

【 ヘデラ様に 480セル の ウルチャがありました 】

 ・

 ・

 ・

(以下、大量すぎて略)



 と、なぜか『投げ銭』されまくっていた。


「ど、どういうこと!?」

「それはギルド間での【ウルチャ】ね。ヘデラの加入祝いってところじゃない? みんなそれほど期待していたのよ。あ、ちなみに別途申請すれば『ライブ配信』も可能よ~。それで更に稼ぐこともできるわね。わたしは別オプションで付けていたの」



 そういう仕組みだったのかいっ!!



 すげぇー!



 ネメシアがハマるわけだよ。



 ◆



 それから、俺のギルド内での人気はどんどん鰻登(うなぎのぼ)り。【ウルチャ】の嵐を貰い、なんとウルチャランキング第一に輝いた。嬉しくねぇよ!? おかげで金がどんどん貯まっていくし――応援や告白チャット、エロチャットまでくる始末。


『ヘデラ様!? ヘデラ様ですよねっ』『うわぁ、可愛い』『美人すぎでしょ!!』『結婚してください!!』『お付き合いを!!』『デンへ来ないか!?』『な、なんて美貌だ……』『我々は安泰だな』『おっぱい見せて下さい!』『慌ててるヘデラ様草』『パロブにも顔だしてよー』



「うあああああ、ちょっとこれは対応無理!」

「ヘデラ人気」

「トーチカ、助けてくれよ」

「う~ん。切るしかない。こうやってやればチャット切断可能」


 左チョップを下から上にするらしい。

 なるほど!



「ほいっっと」



 すると、チャットが遮断され、あの祭りのようなチャットは収まった……。いやぁ、大変だった。世界中からメッセージがきまくって焦ったよ。

応援ありがとうございます。

もしも面白い・続きが読みたいと感じましたら

ぜひブックマーク・評価をお願い致します。

下の【★★★★★】を付けて下さると

大変励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ