表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神魔変転 ~転生した絶対神はその力で全てを超える~  作者: Absolute ≪ZERO≫/夢神零
第1章 ゲールノーア学園編
37/145

第35話 神は魔導祭で蹂躙する(包囲)

天の声 「今回は出番ないねんな」


タンヌ・トゥヴァ 「デェェェンデェデェデェデェェェン」


天の声 「誰や!?(°Д°)」

魔導祭一回戦結果


1A 勝 vs. 2C 敗


1B 敗 vs. 3D 勝


2A 勝 vs. 3C 敗


1C 敗 vs. 3B 勝


1D 敗 vs. 2B 勝


2D 敗 vs. 3A 勝



魔導祭準々決勝


1A vs. 3D


3B vs. 3C



なお、全12チームあるので、2Aと3Aがいる所はシードとなる。


なのでこの準々決勝は2試合行われる。



準々決勝が始まる直前、俺とアルフレッドとイーゼルでミーティングを行っていた。



「やっぱり人数差には包囲殲滅だよね(oゝД・)b」


「何を言っているんだ君は」


「二人とも防御魔法の結界作れるよね?」


「まぁ、ゼロくんほどではないけどそれなりには」


「僕もそうだな。自分を守れるくらいなら」



俺は今考えた作戦を二人に話す。


すると、アルフレッドは固まり、イーゼルは苦笑した。



「おいゼロ、誰がこんな試合で大規模殲滅魔法(アサルト)を使えと言った?」


「落ち着けイーゼル、ちゃんと意味はある」



俺はイーゼルに意味を話す。


一平民が大規模殲滅魔法(アサルト)を使えると知ったら、王家は確実に俺を取り込もうとする。


それはイーゼル自身が提案した事だ。



「僕はもっと別のやり方を考えていたけどね。まぁでも(これ)覆す(やる)にしても、このやり方が一番手っ取り早いか。仕方ないアルフ、こうなったらやるぞ」


「もう僕はどうなっても知らないからね」


「ふっ、もう後戻りは出来ないさ」



イーゼルのこの発言は俺とアルフレッドでは全く意味が異なっていた。



準々決勝第一試合


1A vs. 3D



「これより、魔導祭準々決勝第一試合を始めるッ! ―中略― 両者準備は良いな?それでは始めッ!」



闘いの笛が鳴り響く。


しかし、両者一歩も動かない。


相手は明らかに俺を警戒している。



「そういえば、一年で勝ったの俺らだけだな」


「今それを言うか!?」


「ゼロ、アルフ、油断するなよ。いくら相手がDクラスとはいえ三年生だ。数でも相手が勝っている。大将をやられたら終わりだからな」


「じゃあ、始めるか」



俺とアルフレッドは相手に向かって走り出す。


当然相手は攻撃魔法を展開し、応戦する。



「各自散開!一班は前の二人を、二班は相手の大将を狙え!」



相手の大将だろうか、仲間に指示を与えている。


相手はその指示通りに一班と二班で散開し始める。


そして俺達の前に出てきた一班の五人が魔法を発動する。



「アルフレッド、結界発動!」


「ああ、『防御結界』!」



アルフレッドが結界を発動したのを確認して、俺も防御結界を発動する。


そして相手からの魔法を防ぎながら突進し、相手の横を全速力で通り過ぎる。



「なっ!?」



まぁ当然その反応をするよな。


攻撃魔法を全て防ぎ、尚且つこちらは一切の攻撃を加えずただ単に通り過ぎただけなのだから。


俺達はそれを何度も続ける。


一方イーゼルの方も同じように防御結界で攻撃を防ぎ、場所を移動して同じように攻撃を防ぐ。


俺達が内部を混乱させ、イーゼルが外部を回りながら攻撃を防ぐとどうなるのか。


内部では俺達の行動に全くついて行けず、相手は中心に固まる。


そしてイーゼルが外部を回りながら動くので、相手は俺達が作り出した内部の回りを囲むような配置になる。


つまりどういう事かと言うと、相手は俺達の行動により、闘技場の中央に誘き寄せられているという事だ。


敵が一箇所に固まっていたら勿論やることは一つ・・・包囲殲滅だ。

包囲殲滅は戦闘の基本。電撃戦だ(コンギョ)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ