表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神魔変転 ~転生した絶対神はその力で全てを超える~  作者: Absolute ≪ZERO≫/夢神零
第1章 ゲールノーア学園編
29/145

第27話 神は決闘を受ける(前編)

やっぱり戦闘は楽しいなぁ←戦闘狂

「五英傑全員でかかってこい」



俺がそう言うと、周りがざわめく。



「僕ら全員で?いくら君でもそれは無茶だ」


「構わん。その方が分かりやすい」


「・・・君達はそれでいいか?」


「当たり前だ!こんな挑発、乗らない訳ねぇだろ!」


「ああ、ここまで言われて引き下がれるか!」


「ここは私達の力を見せてやりましょう。身の程を弁えさせて見せよう」


「そうだな、同じ代表として仲間の力を知っておきたいからな」


「総員一致か、まぁ分かっていたけど。それじゃあ始めようか」


「その前に結界を張っておこう。どれだけ被害が出るか分からん」



俺は結界を発動する。



完全防御結界(パーフェクトシールド)



「これで良いかな?」


「全く、本当に君は規格外だな。結界を発動させたまま戦うとは。今回は僕も本気で行かせてもらうよ」


「ああ、イーゼル。全力で来い」



そして五対一という異例の決闘が始まった。



「先手必勝!『風神烈風』!!」



カイザーが魔法を発動させる。


巨大且つ圧縮された風が俺を襲う。


だが、この程度では俺にとっては戦風に過ぎない。


俺は手を前に出して、魔法を受け止める。



「は?素手で受け止めただと?」


「その程度の魔法、素手で十分だ」


「アルフ、レオン、カイザー、ギオン、単独じゃ駄目だ。剣に付与魔法を掛けて、連携して行くぞ!『地王剣カタストロフ:付与大地(エンチャントオブグラウンド)』」


「分かったイーゼル!『炎剣インフェルノ:付与火炎(エンチャントオブフレイム)』」


「イーゼルがそう言うなら私も追随しましょう!『水竜剣アクア:付与大海(エンチャントオブオーシャン)』」


「くっ、そうだな。単独で勝てる気がしない!『烈風剣サイクロン:付与暴風(エンチャントオブテンペスト)』」


「だぁー!くそ、しゃあねぇ。やってやるか!『雷神剣ライトニング:付与万雷(エンチャントオブサンダー)』」



五英傑全員が剣に付与魔法を掛け、それぞれの方向から間合を詰めていく。



「同時攻勢か、悪くない。だが・・・」



『鉄剣クロガネ:付与強化(エンチャントオブレインフォースメント)


『鉄剣クロガネ:付与闇黒(エンチャントオブダークネス)



俺はクロガネに付与魔法を掛け、そして結界内の四隅にある魔法を張っておく。



「喰らえぇぇぇ!」



まず始めに斬りかかって来たのはオーレギオンだ。


剣に纏った雷撃が、剣を振るうと同時に俺を襲う。


だが、俺はそれをあっさりと避け、オーレギオンの腹に蹴りを入れる。



「グハッ・・・」



オーレギオンが引き下がると同時にアルフレッドとカイザーが攻撃を仕掛ける。


カイザーが俺に向かって剣を突き刺すと、剣先から高密度の竜巻が横向きに発生する。


その竜巻にアルフレッドが剣を振るう。


すると竜巻に炎が交じり、炎が風と共に俺に襲いかかる。



「「『火炎旋風(フレイムウィンド)』」」



二人がそう叫ぶと、炎と風の威力が上がる。


矢張り詠唱すると威力が上がるようだ。



攻撃相殺(オフセットオブアタック)



俺は剣を薙ぎ、二人の攻撃を相殺する。


二人は驚いた様子で俺から距離を取る。


今度はレオンとイーゼルが不規則な動きで剣戟する。


常人だったらこの動きを読む事は不可能だな。


だが、俺は常人ではない。


俺は敢えてイーゼルと接近し、至近距離でイーゼルの剣戟を避ける。



「『天河暗黒(ダークアマゾナイト)』」



俺はイーゼルの背後を取り、剣を振るう。


それと同時に闇魔法を発動させる。


河のように流れ出す闇がイーゼルとレオンを押し流し、結界に叩きつける。


この時点で勝敗は明らかだった。

たとえ五英傑でも神の前では無に等しい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ