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・『感想欄』に騙されないで



 最初に皆様に問いかけたい。


 感想欄って、存在する価値ありますか?





 ――あると思います。



 そう思う方だけ続きを読んでいただければと思います。


 ただでさえ独り善がりな私見なので、おそらく( ゜д゜)ポカーンとなってしまう事請け合いです。


 時間の無駄は避けるが吉です‼






 …………OK?


 それじゃいくよ?









 そも、『感想欄』の存在意義とは。


 読者の意見を表面化させ、読者と作者様の距離を縮め、良い作品ができるようにするためのコンテンツとなっています。


 読者の意見を取り入れることによって読む人の傾向や流行をいち早く察知し、読んだ人がどう思うか、これからどうすればいいのか、その指標となるべく存在している『感想欄』。




 ――と、建前上はなっています。




 ですが皆さんお気づきでしょう?


 感想を書く人なら余計にそうでしょう?




 『感想欄』は死んだ。


 その存在は形骸化しつつある‼ と!




 なんて大仰に言っては見ましたが、別に『感想欄』が無くなった方が良いとまでは思っていません。


 だって気になりません? 読者の意見とか。


 訊いてみたくないですか? 自分の作品を読んでどう思ったのか。



 私、気になります‼‼






 …………気に、なるのですが。


 そうでない方も多いようで。





 まず、『感想』を受け付けていながら何の反応もしない作者様。

 何の為に『感想欄』開いてるの? って人いませんか?



 いや、全部の『感想』に返信してくれと言ってる訳じゃないんです。

 長編作品や人気作家様ともなれば感想の数も膨大で、一話投稿するたび多くの感想が書かれています。その全てに返信していては時間がいくらあっても足りません。


 なので返信は貰えなくても良いです。仕方ありません。




 ……ですが、不自然な点や設定がおかしい点など、どれだけ指摘しても唯我独尊を貫く作者様。


 本当になんなん(。´・ω・)?


 もちろんそういった方はお忙しいのか、返信はありませんし改正される様子もみられません。


 誤字脱字の報告には反応しているので『感想欄』を見ていない訳でもない。


 ……うん、まあ、これからストーリーが進んで行けば『もしかしたら』解消されるのかもしれない。『もしかしたら』何かのフラグなのかもしれない。


 可能性は低いと思いながら自分に言い聞かせ、信じて読み続けました。






        ………… 裏 切 ら れ た !





 よくある事です。

 いまどき珍しくもない。




 終始読者を無視したストーリー進行。

 どれだけ言ってもガン無視するスタイル。



 それって『感想欄』の意味ある?


 もしかして誤字脱字の為だけに『感想欄』を受け付けてます?


 私たち良いように使われちゃってます?




 そりゃ『なろう』は自由投稿の場ですよ。


 作者様が読者の意見を聞き入れる義務なんて存在しませんよ。


 でも、ならなんで?

 なんで作者様は『感想』を受け付けてるん?




 見当違いな意見や誹謗中傷なら無視されても構いません。

 むしろ反応する必要性は皆無だと思います。


 でもそうじゃない。

 違うじゃないですか。


 自己満足のためだけの投稿なら『感想欄』なんていらないじゃないですか……。








 と、個人的な愚痴はこの辺にして本題に入りましょうか。



 ごめんね時間取っちゃって(´・ω・`)





 今回の本題は『感想欄に騙されないで』。


 もっと正確に言うのなら『感想に惑わされないで』です。



 先に述べた通り『感想欄』とは読者の意見を参考にし、より良い作品を作るための物です。


 ですが、だからと言って『感想』をそのまま鵜呑(うの)みにする必要はないという事を覚えておいて欲しい。




 ……はい分かります、ブーメランですね。



 ちゃう、ちゃうねん。

 私が言いたいのは『感想に振り回されるのは違うんじゃないか』という事なのです。



 あなたは何の為に小説を書いていますか?


 楽しいから?

 書籍化の為?

 中には執筆活動が生活の一部になっている人もいるでしょう。


 ですが根本は。

 根っこの部分ではみんな同じでしょう?


 好きだから。


 物語を書くのが好きだから小説を書いているんでしょう?



 別の理由の方もいるかもしれませんが、少なくとも私はそうです。

 自分で世界を創り、その中で登場人物が脈動し、頭の中にある物語を綴っていく。


 それが堪らなく最高に楽しい。


 みなさんもそうでしょ?

 楽しいから書いてるんでしょ?

 好きじゃなかったら趣味だろうが仕事だろうが物書きなんてやってられませんよ。




 みんな自分の為に書いている。

 みんな自分の事情の為に執筆している。


 だからこそ言いたい。



 『感想欄が全てではない』と。




 『感想』を(かえり)みない人もいます。

 そんな人には一言物申したいですが、だからと言って『感想』にばかり振り回されるのもつまらないじゃないですか。



 続編物を書いてると感想をいただけるようになりますよね?


 貴重な意見をくれる人には感謝してもし足りない。


 ですが『感想』が増えてきたら確認してみてください。

 もし手が空いたなら『感想』をくれた人をメモしておくと良いかもしれません。意外と同じ人が何度も書き込んでいたりが多いですから。



 『感想』を取り入れるのは大切だと思います。

 私も自分の意見が作中に取り入れられたらとんでもなく嬉しいです。



 でも大前提として。

 自分の書きたい物を蔑ろにしないでください。


 意見は意見として。


 それを踏まえた上で自分の本当に書きたい物語を書いてください。


 読んでくれている大多数は『感想』を書かないサイレントな読者ですしね。


 その方がずっと楽しいですよ(*^▽^*)



 たぶん、それが『感想欄』の本来あるべき姿なのだと思います。

 たぶん、それが読者と作者様の正しい距離感なのだと思います。

 完全に私の主観ですけどね!




 













 P・S


 結構前ですが、『悪い点』が『気になる点』に変わっってしまった。

 私はこれは『変えちゃダメだろ』と思いました。まる





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