・書籍化する為には
なろう作家様の中には書籍化を目指す方もいるかと思います。
そんな方々に向けて、生意気にも上から目線でアドバイスを一つ。
書籍化するのに名作である必要はない。
その言葉を送りたい。
これまで『小説家になろう』から幾つもの作品が産まれ、何人もの作家が生まれて来ました。
お気に入り登録していた作品が書籍化すると知り、嬉しさ半分寂しさ半分。
自分が好きな作品が認められたようで嬉しく思い、
『やっぱりな』
『当然だよな』
『凄いよおめでとう!』
でもそれがちょっと寂しくも感じられる。
そんな複雑な読者心になったのは少なくありません。
ですが同時に書籍化する作品欄に目を通して思った事はありませんか?
『なんでこの作品が?』と。
もちろん作品には好みや傾向があるので、私がそう思ってしまっても不自然ではないのですが……。
それにしたってあんまりにもな作品が書籍化する事が多々あり、中には何をトチ狂ったのか、アニメ化までしてしまう物までありました。
自ら逆境に立ち向かっていくスタイル…………嫌いじゃありません。
何故その様な事態が起こるのか。
まあ当たり前の話ですが、履き違えている人も多いのであえて明記させていただきます。
書籍化は商売です!
各社様によって書籍化するための評価基準は異なりますが、共通して大きな評価ポイントになっているのは『安定して供給できるかどうか』という点です。
これも当たり前の事なのですが、どんなに面白い作品であっても執筆があまりにも遅すぎる場合は『また次回』となってしまいます。
これが完結した物語だったり、総文字数が書籍数冊分まで溜まっていれば話は違ってきますが。
基本的に求められているのは『一冊の完成度』よりも、『数冊の書籍可能数』という事です。
極論を言ってしまえば、
『どれほどつまらなくても』
『どれほど設定ガバガバでも』
『どれほど不自然な点が目立っても』
投稿速度が速く、文字数さえ多ければ書籍化は可能だという事です。
※個人の感覚です
昔はまた違いましたが、最近では目ぼしい作品が減ってきたので、その傾向がより顕著に感じられます。
※個人の感想です
書籍化するのに名作である必要はない。
これは真理です。
しっかりとした作品はどうしたって作り込むのに時間を必要としますし、内容が薄っぺらい作品はサクサク書く事が可能となります。
必然、『なんでこんな作品が?』という事態を引き起こすのです。
勘違いして欲しくないのですが、私は『それを悪い事』だと思ってはいません。
むしろ社会人として「そりゃそうだよな」と納得すらしています。
もう一度言いますが、書籍化とは商売です。慈善事業ではないのです。
消費者と生産者で差異があるのは当たり前の事なのです。
悲しいな、現実とは。
……なので、書籍化を目指す方は完成度よりも更新速度を重視すればいいと思うよ(・ω・)/
個人的には良い作品が減るのはイヤですが(´・ω・`)