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43.夜と窓


--ちらちらと、目の奥に消えない あか


--わたしは、叫びだしそうになりながら、顔を上げた。


 **


 締め切った窓。


 窓を開けることが出来ない。……それは、あの日からだ。


 ……不可解な、火災、不可解な父の死。


 --そして、過去の母の箱庭の火災…


 ……わたしは、怖かったのだと思う。


 ……あの父の死は何を意味するのか。


 あの火災は、火を意図的につけられたとしか思えなかった。


 父が、過去、なにを行ってきたのか、わたしは、知らない。


 --母を長年、軟禁し、母は、消えた。--そして、父の不可解な死。


 ……母が消えたその日から……否、その以前から、……わたしが、ずっと目を背けてきたもの


 --わたしは、もう、……知る必要が……ある


 


 

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