〔 学校 〕駅
越前かなみ
「あ〜あ……、ちょっと濡れちゃったね」
八逗
「あ……うん、そうだな……。
(うわっ、濡れた越前って色っぽいな……。性格は残念な奴だけど……)」
越前かなみ
「八ちゃんは、どっち方面で帰るの?」
八逗
「えっ、ああ、うん……、二番線で帰るよ」
越前かなみ
「ふぅん、そうなんだ。私は一番線なの。此処でお別れね。また明日ね、八ちゃん」
八逗
「──っ、……あっあのさ、なんか買ってやるよ! 下の駄菓子屋でさ。どうかな?」
越前かなみ
「……へ? 駄菓子屋に寄るの? 私はいいけど……買ってくれるのは何で??」
八逗
「そのさ……もう少し話していたい、みたいな?」
越前かなみ
「何それ? 明日も会うのに〜」
八逗
「はあ? 何言ってるんだよ、学校は明日,明後日とも休みだろ? 会えないって」
越前かなみ
「あっ、そうだった! うっかりしちゃった」
八逗
「温かい缶でも買ってやるよ。越前は何飲みたい?」
越前かなみ
「『かなみん』でいいよ〜、八ちゃん」
八逗
「か、かなみん?! それは流石に恥ずかしいよ!」
越前かなみ
「え〜、駄目なの〜? 詰まんないな〜。折角、仲良くなれて嬉しかったのに〜。……いいよ、じゃあね。バイバイ」
八逗
「ちょっ、越前っ?! 待てって、分かったよ! ……かなみんっ!! かなみん、駄菓子屋、寄ろう!」
越前かなみ
「うん♪ 八ちゃんって太っ腹だよね! 壱可に自慢しちゃお〜と♪」
八逗
「しなくていいよ(///)」
私は八逗君と駅の階段下にある駄菓子屋さんに向かった。
八逗君は自動販売機で温かいコーンスープ(缶スープ)を買ってくれた。
更にホッカホカの塩豚マン,角煮マン迄、買ってくれたのです!
八逗君は噂通り(?)女子に親切さんな男子だ。
越前かなみ
「八ちゃん、ありがとね♪」
八逗
「いいよ、これくらい(///)
かなみんが喜んでくれて嬉しいよ」
越前かなみ
「八ちゃん、塩豚マンと角煮マンさ半分子しよー」
八逗
「ええっ?! 半分子って(///)
本当にいいのか?」
越前かなみ
「ふふ、友達だもんね☆ はい、塩豚マンと角煮マンだよ」
八逗
「かなみん、有難な!
(意外と優しいんだな。何処が食い意地が張ってるんだよ? 全く、女子の噂は当てにならないな! かなみん、可愛いぜ!)」




