完結、霊夢と霊斗
突然ですが、今回で完結です。
「ふぅ……あ、霊夢。」
「あら?霊斗、どうしたの?」
「いや、これから霊夢に起こる試練の事をちょっと考えていてな。」
「試練?」
「ああ。これから、とある廻廊に挑戦してもらう。」
「廻廊?」
「そう。博麗廻廊と呼ばれる、試練のトンネルだ。」
「試練?」
「ああ。霊夢の体を取り戻す試練だ。行ってくれるか?」
「そう……わかったわ。行ってみる。」
「霊夢、頼む。絶対に真っ直ぐ進むんだ。」
「ちょっと霊斗、どうしたの?」
「本当は、こんなことやらせたくないんだ。頼む。許してくれ。」
「はあ……あんたはいっつも泣いてばかり、優しい人ね。大丈夫よ。私だって博麗の巫女だもの。」
「そうか……そうだよな。それを聞いて、安心した。」
それから、霊夢は俺に案内されて、近くにあった扉の中に入っていった。
それから、霊夢は帰ってこなかった。博麗廻廊とは、裁きの廻廊。ありとあらゆる力の、全てを司る廻廊だと聞いた。
俺は、霊夢が本当の実力を持つことを信じていたから、本当の体を取り戻してもらうため、行ってもらったのだった。
正直に言って、霊夢がブリキのおもちゃであることは、俺は耐えられなかった。
きっと、そのせいでこんなことになったのだろう。
俺は、なんてことをしたのか。霊夢はもう戻って来ない。俺のワガママで、霊夢を殺したのだ。俺は、これからも死ねないだろうけど、せめて、霊夢を忘れることは、絶対にないことが希望であり、永遠の後悔かもしれない。と、思うのだった。
前書きにも言ったように、今回で人衛伝は完結です。
霊夢を二回も殺してしまい、ファンにはとても申し訳ないなと思います。
また、こんな形で完結とは、この作品を気に入った方にも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。完結の理由は単純、評価が上がらないから、です。
ですが、パインアリスの東方二次創作物の次回作は、正統派にするつもりです。
舞台は、弾幕アマノジャクから20年後の幻想郷。霊夢の娘や、東方キャラが活躍できるお話にしたいです。




