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天界
霊夢の墓の近くに行くと、俺は思いもよらない者と出会った。
「さて、ここまで来たわけだが……完全封鎖だな、まさに。」
「あれ、霊斗?」
「え⁉︎霊夢か⁉︎」
「ええ。貴方が元気でよかったわ。」
「ああ、俺もだ。でも、なんで……?」
「そんなこと、いいじゃない。それよりも、弾幕ましょ?」
霊夢が突然、夢想封印を使ってくる。
俺はそれを全て避け、霊夢に聞く。
「どうしたんだ!」
「次はこれよ!鵺符〈追撃線〉」
俺の方向に迫ってくるレーザーをかわしながら、結界でレーザーを消滅させる。
「流石霊王ね……でも、お前はここで終わりだがな!〈鵺の異教徒十字〉」
「なんだこりゃ⁉︎」
十字架が俺の背後に現れ、十字架に鎖で縛られる。
「くっ……能力が……」
「ごめんね、正体わからなくして。私は封獣ぬえ。博麗霊夢はご存知の通り永眠してるわ。私が化けてただけ。」
「な……なんだと……?」
「よっぽど愛してたんだねぇ……同じところに連れて行ってあげるよ。供物としてね!連れて行って!」
「やめろ!」
霊斗が連れていかれた後、封獣ぬえは1人、霊夢の墓の影で静かに泣いていた。
「ごめんなさい……。白蓮、私はどうしたらいいの……?」




