8 私が冒険者になった理由(妹視点)
大好きなプリンをほおばりながらどうして冒険者になろうとしたのか考える。
料理スキルが欲しかった理由....それは私が小さいころ、お兄ちゃんに作ってもらっていたプリンの恩返しをしたいから..........今もつくってもらってるな。
....普通に作りたい。だが私が何にも頼らず料理を作ったら良くて食べたら死ぬ黒焦げができて、悪くて城が爆破する.....
つまり、私が兄に料理で恩返しすることは不可能。
黒焦げをあげても恩を仇で返すことになる。
急になぜ料理か。それは『二ホン』の調味料がおいしかったからだ。
でも私が最強となるとそれをするより魔物を倒すことが世界にとってはいいのだろう。
よし、決めた。
1,料理
2,二ホン探索
3,世界平和
この優先順位で頑張る。
我ながら最高の優先順位だ。
「何、ニヤニヤしてるんだ?」
「....?へかいへいあもはほりふふ、ふみと、おんはえひもやるゆうへんじゅんいをおもいふいたんだよ!(世界平和も守りつつ、趣味と、恩返しもやる優先順位を思いついたんだよ!)」
....料理をあげること内緒なのに恩返しのこと言っちゃった...!ばれてないかな?
「うーん?とりあえず、お兄ちゃんには何言ってるかわからないなあ」
そう言って兄が二っと笑う。
聞かれてなっかたようだ....良かった。
「....ゴクッ...あのね!私レベルMAXでしょ....!だから...パクッ...はほふをはほほふほほほふ!(魔王を倒そうと思う!)」
二ホンのことも恩返しもお兄ちゃんには秘密だからこれしか言えない...
「...うん!そっかあ、とりあえずプリンを食べながら話すのはやめようね」
「......うん!....で、さっき話したかったことなんだけど私、魔王を倒したいと思う!!!」
私はさっきの三倍ぐらいの元気の良さで話した。
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