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夕陽

作者: 胡麻油

怠惰な生活は

確かに素晴らしい


でも

夕方になると

腹の底がゾワゾワするような

感覚に襲われる


こんなんじゃ駄目だって。

このままじゃ駄目だって。

そう言うように。


それはまだ

子供のままでいる

自分に対する

焦りや怒り

なのかもしれない


1人での暮らしは

確かに素晴らしい

それは

迷いようも無く

確かな事だろう


でもどこか不安で

寂しくて

怖くって。


見渡す限りあかの他人で

そこには

包み込むような愛は無く

許してくれる者も無い。


それは自由に対する

代償のように

自分に重くのしかかる


夕方特有の空の色は

とても温かで

凄く懐かしい


子供の頃に感じた事を

鮮明に思い出させる

その色は

今見上げると

少し残酷な気がした

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― 新着の感想 ―
[良い点] 一人での生活がいいのか、社会活動に活発なのがいいのか深く考える機会ができました。 また夕方の表現、印象的でした!! [気になる点] 夕方の残酷さについてもっと書いたら、、と思いました [一…
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