第17話:お茶会前編
短すぎる目です(-_-;)
何故か俺のダンジョンで話し合うことに。
メンバーは、俺とクロノ、ダンジョーンチジョーン。
「まず、今回の件はすまんかった」
「いや、軽いし。あとどの件? 俺からすれば、殺されてダンジョンに連れてこられて、色々と全部について恨んでるんだけど?」
「マスター、言葉遣い! 一応、ダンジョーン様はダンジョンの最高の存在ですよ」
「おれ、別にダンジョンマスターの就職申込み出してないし」
「まあ、それら全てを含めてだな」
「それら全部で、あの一言? おまっ、ちょっと表出ろや!」
「この人、こんな好戦的だったっけ?」
ダンジョーンがクロノに助けを求める目を向ける。
「いえ、ですのでそれだけ怒ってるということで、一発くらい殴られてみては?」
「痛いし、やだよ!」
クロノにあっさりと見捨てられてやんの。
ざまーみろ。
「それよりも、こやつのふざけたスキルとステータスはなんなのじゃ? それもおぬしの仕業じゃろ? ダンジョーン」
「いや、そっちは……というか、戦闘能力って皆無の一般人じゃなかったか? そこに手を回す前にわし吸収されたんだけど?」
そこは、あれだよ……なあ?
クロノに目くばせする。
「それは、私とマスターの頑張りの成果です!」
「頑張ってどうにかなるレベル?」
ステータスは目の前の二人を凌ぐレベル。
というか、項目によっては超えてるし。
いまや魔法も使いたい放題。
スキルも結構覚えた。
「何回も死んで、体を強化しましたから」
「そうなの? えっ? 死んで? 何回も?」
「なんじゃと? 死に戻りか? いや、転生?」
クロノの言葉に、ダンジョーンとチジョーンが驚きを隠しきれてない様子だ。
「普通に死んでセーブポイントからやりなおしただけだから」
「セーブポイント?」
「ダンジョーン様?」
セーブポイントという言葉に対して、ダンジョーンが首を傾げている。
どういうことだ?
「ダンジョーン様が持ってこられた、ダンジョンコアの原石を改造したやつですよ」
「ああ、思い出した。たしか、クロノスの核を削って作ったんだった……で、その時ちょうどはまってたゲームシステムに憧れて……」
割と重要なはずなのに、あっさりと忘れられてただけだった。
大丈夫か、この人。
「だいぶ、おじいちゃんですからね。脳細胞が減少しまくってるんじゃないでしょうか?」
「ああ、見た目に騙されるとこだった。くそじじい、くそばばあなんだったなこの二人は」
「原初の神の二柱に対してあまりに失礼じゃないか?」
「それいったら、クロノもばばっへら!」
ばばっへらってなんだよ。
酷いなクロノ。
ダンジョーンの時間を固定して、自分は時間を削ってノーモーションの攻撃を20発も叩き込んだぞ?
その技良いな。
俺も使えるかな?
「おそらく、私が教えたらすぐに使えるようになると思います」
「おお、今度是非! そしたらダンジョーン殴りたい放題」
「一応は、物凄く偉い方なのでほどほどに」
「なんか、わし出てきたのすごく後悔してるんだけど」
ダンジョーンがおびえているが、知らないし。
明日2話で纏まるといいなとヽ(・∀・)ノ
もちっとだけ、ほんのもちっとだけ、お付き合いお願い致しますm(_ _)m




