怒りや危険
私が赤いものを見える時は、例えばそれが人なら怒りの感情だ。
物、場所なら「危険」を表す。
その色が濃ければ濃いほど怒りや危険が高まっている状態にある。
私は幼い頃から人の怒りや、危険な場面を赤いものに引き寄せられるように人より多く見てきた。
なのである程度のうっすら赤いくらいは、もう見て見ぬふりができるようになってきた。
それが私が自分を抑える術を身に付けたと言うことだろう。
今のところうっすら赤いくらいでは大事になったことはまずないので、そのようなことが言えるのだろうと思うのだが。
逆に赤黒い人や、物、場所に遭遇した時、私は幼いとき家のリビングから見えた住宅街が真っ赤に燃えているのを思い出し、自分に出来ることがあるならと注意喚起や未然に防ぐような行動を積極的にとってきた。
でも所詮自分の目の前で起こるであろうことだけであって、世界の色々な所で起きていることまでは防ぐ事は当たり前だが不可能だ。
私みたいな人間が他にもいれば、、、。
最近こんなことばかり考えるようになっている。
いつまでこんな生活が続くのか、、、。
体力的にも精神的にも限界を感じ日々をやり過ごしていた。




