伊月ちゃんを助けたいんだが
「ちょっと!2人でイチャつかないでください!!」
伊月ちゃんに言われて俺と如月美琴はハッとなった
「イチャついてないわよ!」
如月美琴が反論する
「イチャついてるじゃん!!結局最初からついてきてたんでしょ!?隠れてコソコソ!柊センパイを心配して」
「ち、違うわよ!そ、そう虫よ!珍しい虫がいたのよ!なんかピンク色の!!それを追いかけてたら…」
「もういいよ!!!!結局わたしがバカみたいじゃん…」
俺はたまらず伊月ちゃんに言った
「なぁ伊月ちゃん、俺は伊月ちゃんのことを本当に心配なんだ」
「もう大丈夫です。センパイは如月センパイとずっとイチャイチャしててください」
「よくないだろ!かわいい後輩が辛い思いしてんだ!センパイとしてなんとかしてやりたいと思うのが普通だろ!!」
「でも…」
「でもじゃねぇ!!お前の本心を聞かせてみろ!!本音を…お前の本当の声を聞かせろぉ!!!」
俺はかなり興奮していた
伊月ちゃんは涙浮かべて
「わたしだって…わたしだってセンパイ達みたいに楽しく学校生活をすごしたい!!!」
と言い伊月ちゃんは涙を堪えていたけど、ついに堤防が決壊したみたいに、肩を震わせて泣き崩れた。
「助けてよ…誰でもいいから助けてよ!!」
と号泣しながら言った
「そうやって最初から言えよ…俺がなんとかしてやる」
伊月ちゃんは号泣している
「柊くん。興奮してるところ悪いけど、なんとかしてやるって何か考えてるの?」
そう如月美琴が聞いてくる
「そのイジメてたやつ全員俺の能力でめちゃくちゃにしてやる」
「だめよ。そんな感情的にならないで」
「如月はなんとも思わないのか?如月も言ったよな、"その能力で誰かを助けようと思わないの?"って」
「だからこそよ!これはデリケートな問題なの。あなたが能力で相手を苦しめたところでイジメがなくなるとは思わないわ」
「だったらどうしろっていうんだよ!」
「落ち着きなさい。それになんでもしてあげようと思わないで、それはこの子のためにもよくないわ」
俺は何も言えなくなった
「あたしだってカワイイ後輩が苦しんでいるのを放っておけないわ。伊月さん?怖いかもしれないけど、ほんの少し勇気をだしてあたし達と戦える?」
伊月ちゃんは泣きながら歯を食いしばりコクリと頷いた
「えらいわね。ならあたしにいい考えがあるわ。ちょっと耳をかして」
如月美琴は俺と伊月ちゃんにコソコソと作戦を言う
その作戦がいい作戦なのかはわからないが
とにかく伊月ちゃんのためになにかしたかった




