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もうひとつの故郷

作者: 檸檬

テレビの液晶から


エメラルドグリーンの海


日本海でもこんな海があるんだと

くぎづけになった


お父さん


あなたの産まれた街の浜辺と


わたしの産まれた街の浜辺は


同じ綺麗な石の浜辺なのですね


波を受け止める石たちの音が 


同じ音だった


同じ音を聞いていたのですね


だからわたしはここに来たくなるのでしょうか


波音を聞くとなんともいえない

気持ちになる


わたしの心は波音を求めて

波音に抱きしめられて

波音で育っていったんだ


きっとそうなんですね


きっとそうなんだ


大切なあの人にもこの波音を聞いてもらいたかった


でも歌に乗せてあの人に聞いてもらうことはできる

かもしれない


あの人の心のふるさと


もうひとつのふるさとみたいな歌


そんな風な存在でありたい
















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― 新着の感想 ―
[良い点] 波の音は、聴いていて本当に落ち着きますよね。その波音を聴いて育ち、その波音を求めてこの場所に来たいと思い、そしてそれを聴いてほしい人がいる、という想いが、美しい波音のように、幾重にも打ち寄…
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