公衆電話
先日の通信障害から拙い文章ですが昔を思い出してみました Op.033
夕刻の駅では、公衆電話に列ができる
仕事を終えた人たちの家へのmessage
笑い声が飛び交う
嬉しそうに
仕事の疲れも忘れて
愛しい子どもたちへ
愛しい人へ
公衆電話に毎日同じ顔が並ぶ
優しい声で
笑い声で
何も心配かけずに
安心できる人の前で
思わず弱音を吐くこともある
でもそれは
あなたがとても愛しいから
公衆電話に毎日同じ顔が並ぶ
甘え声で
笑い声で
今が一番幸福そうに
夜景の駅舎では公衆電話に列ができる
大きな荷物を抱えて誰かへmessage
荷物をたくさん持って
少し疲れてどんな気持ちでいるのか
でもそれは
あなたがとても愛しいから
公衆電話に様々な顔が並ぶ
泣き顔で
安心顔で
たくさんの大きな思いの中で
長野県の旧鬼無里村を訪れた時、木製の電話ボックスを見つけました。いったいいつから彼はそこでみんなの気持ちを受け止めてきたのでしょうか? 今は何処にいてもいつでも、簡単につながることが出来ます。良くも悪くも。