1章〜ね、ネコになっちゃった!?〜前編
大体ご都合主義
嫌な方は見ないほうがいいよ!大体そうだから
大丈夫な人は見てってね
1章〜ね、ネコになっちゃった!?〜
秋のある日
……え〜となんとなく誰かさんに自己紹介します♪。私の名前は桜 ありさって言います♪年齢11歳,身長139cm,体重知らない,精神年齢17歳くらい,趣味PCゲームスマホゲーム,好き
な物部屋,嫌いなのは外以上!
「可愛いー!ねぇ、触っていい〜?ありささん!」
あ、で、今私に声をかけてきたのが猫ともふもふが好きな宮平 朱里さんだよ♪
そういえばどういう状況か言ってなかったね。私は今、お友達を連れて自宅に居る。え、理由?えーと。
『ねーねー皆ー』
『ん、何〜?、ありささん』
『なになに〜?』
『ん?』
『え〜とね、私、猫飼い始めたんだけど見に行く〜?』
『うん!行く!』
『おー行きたい!』
ってことで、今自宅でお友達と猫に触れ合ってます
あ、ほかのお友達も紹介しますね
いつも髪結んでて、ちょっと小柄な美原 光さんだよ♪
で、とっても優しくて、本が好きな島坂 結虹さんだよっ♪
後は、私の友達の中で唯一男ではしゃぎまくってる鈴木 丈だよ♪
これで多分自己紹介は終わり!違う友達にあったらその時に紹介するお♪てか、私誰と喋ってるんだ?ま、いいか
「ねぇ、光も触っていい?」
「僕も触っていいか?」
「全然良いよ〜」
ま、私は猫の気持ちを知らないからちょっとなんとも言えないけど
私はそう思いながら撫でられている猫を見つめる。
「にゃー」
そう鳴き猫はどこかに行ってしまった。
「あーちょっと待ってよー!」
と言い朱里は走って猫を追いかけ回している。
「あ、朱里さん、そんなに走ったらダメだと思います!」
「そうだよ!怪我とかしたらどうするの?」
そう光と結虹は注意をするが朱里は全くもって聞く耳を持たない。
や、やべぇ、ああやって走ると何かしら起きるんだよな、この家
例
「ヒャッハー!!!」
そう叫びながら走る私。次の瞬間
ガッシャーン
どうやら走っている時に机に当たって花瓶が落ちたようだ。
ヤバイ…どうやってあと片付けしよう…
ちなみに桜の家族はちょ…優しいのでこういうことが起きたとしても次からは気をつけてねで終わるのだ!
…みたいなことが起きるんだよな……
そう考えていたらー
「きゃっ」
そう言い朱里はもふもふのカーペットの上でこける。
「だ、大丈夫ですか?」
光は朱里の所に行き様子を窺っている。
「だ、大丈夫?」
光に続き結虹も朱里の所に行く。
「あーやっぱりなぁ、そりゃぁ走ったら転ぶよなー」
そう言い丈は呆れた顔をしている。
「だ、大丈夫だよ!このもふもふカーペットのおかげで全然痛くなかったから。光さん、結虹さん、心配かけてごめん!」
朱里はゆっくりと立つ。
「あーえーと、走らないでよね?」
怖いニッコーをしながら部屋にいるみんなに言う
「あ、はいすいません次からは気をつけます」
ちなみにありさの怖い笑顔は絶大な力を持っている!
「よろしいんだよ〜」
パチン、と自分が両手を叩く。
「まぁ、気を取り直して、猫が戻ってくるまで雑談でもしてよう!」
そう言い私は走らないように、雑談を提案する。
「猫…分かった、猫が戻ってきたらまたもふもふするんだ!」
バッと朱里が立ち、手を胸の所ら辺に添えて高らかに宣言をする。
「光も猫が帰ってきたら触る!」
光も立ち、朱里と同じことをする。
「私も私も!猫帰ってきたら触りたい!」
結虹も光に続き同じことをする。
「お、俺も!」
丈は立たないで、宣言する。
「そ、そっか」
私はちょっと引きながら返事をした。
数時間後
「でさでさー」
猫なんて忘れる勢いで雑談していた。らー
「みゃー」
と言い猫がありさの所に寄ってくる。
「「「「はっ猫のこと忘れてた!」」」」
ありさを抜いた皆が猫みたいに素早い速さで……丈はちょっと遅く……猫の場所に行く。
「うふふ、猫はやっぱりいい〜」
先に朱里が猫を抱きしめながら撫でる。
「朱里さん、ずるい!光にも触らせてよ!」
光は朱里からスポっと猫を奪う。
「えへへー、猫ちゃん可愛い〜」
「ちょっと!私にも触らせてっ!」
「嫌だ、この猫は光が撫でるの!」
「む、そう言うんだったら!」
結虹は光の後ろに周り脇をこちょこちょする。
「あっちょっやめてふはっあはははー。」
光は流石に結虹のこちょこちょ攻撃には耐えられなかったようで、猫を抱えている腕を離してしまう。
「あっはは、ちょ、やめてくださいあははっ、あっ、ね、あはは、猫が!あははっちょ、ほ、本当にあははっ、や、やめてくださいあははっ」
「ふふ、すきやりぃ!」
朱里が猫を取る。
「「あっ」」
「ね、猫を光に返してください!早く撫でたいんです!」
「私に返して!朱里さん!」
「嫌だね〜」
「「むむむー」」
「あのー、俺は、、、?」
「「「「ダメ」」」」
「何で俺だけダメなんだよ!」
そう言い合っているとー
「そんなに猫を撫でたいんだったらいいぜ、猫を召喚してやるぜ!」