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三八三年 明の二十五日

 お昼をだいぶ過ぎてから、お兄ちゃんが帰ってきた。

「おかえり、お兄ちゃん」

「ただいま。留守、ありがとうな」

 お兄ちゃんはソージュとお母さんにもお礼を言って、店に行ってくる、と出ていった。

 お兄ちゃん、元気そうでよかった!



 夕方までは休んでろってお父さんに言われてたお兄ちゃん、戻ってきて話をしてくれた。

 何があったのか、詳しくはまだわからないけど、とりあえず自分の役目は果たしてきたからって言って。

 ジェットたちもゼクスさんたちも来てくれてるから大丈夫だって、何にも心配してないみたいにお兄ちゃんは笑った。

 夕方ソージュが帰るときに、ゴードンで買ったって言って私にもお土産をくれて。

「セレスティアじゃ買う間がなくて」

 そう言って謝ってくれたけど。

 遊びに行ったんじゃないからお土産もらえるなんて思わなかったよ。

 ありがとうね、お兄ちゃん!



 夕方からはお兄ちゃんとお父さんが店に立った。

 夜になって帰ってきたお兄ちゃんにお疲れ様って言って。

「警邏隊のことがなかったら、こっちだけで済んだんだけどね」

 そう言うと首を振られる。

「それでもやっぱり、店は開けてたかな」

「どうして?」

「ククルが帰ってきたときに、閉まってるの見せたくないだろ」

 当たり前のように返すお兄ちゃん。

 やっぱりククルの為なんだね。

 テオが戻りました。

 ウィルと話したあとゴードンへ向かい、前回と同じ宿に行ったところ、アルドと合流できました。

 後学の為他の宿に泊まろうか、少し悩んだことだと思います。

 本編はホント長くなりました…。

 ロイもアリーを心配してますし。

 ジェットもウィルに珍しくお説教モードです。

 少しお兄ちゃんしてるウィル。慕ってくれているフェイトには若干素直になれるようです。

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冬野ほたる様 作
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