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三八二年 雨の十三日

『丘の上食堂の看板娘』の番外編です。

本編『雨の二十一日』のネタバレを含みます。

 今日はホント危なかった。

 夜、部屋に戻ってから。昼間のことを思い出して苦笑する。

 お兄ちゃんがこっそりシチューを作ってること。ククルには内緒にしといてって言われてるんだった。

 お兄ちゃん、ククルのこと好きなの周りにはバレてるのに。本人にだけ気付いてもらえないって、ホント不憫。何か考えがあるのかもしれないけど、シチューばっかり作ってないで告白しちゃえばいいのに。

 ククルだってお兄ちゃんのこと、絶対嫌いじゃないと思うんだけどな。

 まぁまだ好きな人もいない私には、実際どうかなんてわかんないんだけど。

 今はこうして大好きな家族と家族同然のククルたちと一緒に、生まれ育ったこの町で働けるのが嬉しかった。

 でも、ククルの為に一生懸命で。喜んでもらえたらものすごく嬉しそうにしてるお兄ちゃんを見てると。

 ちょっとうらやましい、かな。

 読んでいただいてありがとうございます!

 一話目短くてすみません。

 不憫なお兄ちゃんを嘆く妹の話でした。

 実の兄を不憫って…。

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冬野ほたる様 作
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