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プロローグ

皆様はじめまして。初投稿です。

第5話あたりから明るくラブコメし始めます。

頭まですっぽりと被った布団の中でスマホを人差し指で操作する。

ポチポチとボタンを押せば、壮大な音楽に乗せてキャラクターがスキルを発動する。

今、まさにソシャゲのボス戦の真っ最中だ。

ボスの残りHPが十%を切ると、音楽もより荘厳になりボスが形態を変形させた。

無意識の内にスマホを握る左手に力が入る。


突如鳴り響くメールの着信音。

何カ月か振りに聞いた音にビクリと肩が跳ねた。


ボスに奥義でトドメを刺し、メールボックスを開く。

送り主は高校時代の友人だった。


『久しぶり♪桔梗だよ(≧∇≦)

桜、元気にしてた?

今度あたしと(ずみ)と三人で会わない?』


桜は暫く悩んでから返信した。

桔梗はごく普通の可愛くて明るい女の子、(ずみ)はぶっきら棒だが、イケメンで世話焼きの男の子だった。


——久しぶりに会いたいな。


『いいよ。いつにする?』


一分も経たない内に返信が来た。


『やったー^o^ 桜の休みの日はいつ?

(ずみ)の休みの日も聞いて、あたしの都合の良い日と合わせるから(^_^)b』

『いつでもいいよ』

『土日ならいつでも良いって意味?』

『うん』

『りょ(*^_^*)』


布団から顔を出す。

窓の外を見上げるとずっしりと重たそうな鉛色の雲が低く垂れ込めていた。

今にも雨が降り出しそうだ。

一時間後、メールの着信音が鳴った。


『二週間後の土曜日、十四時に札駅の白い石のオブジェ前集合ね(≧∇≦)』


了解のメールを送ってから桜はスマホを胸に抱えて大きく深呼吸した。


久しぶりに高校時代に仲の良かった友人に会える。

ここ数カ月、変化の無い毎日を送っていた桜にとってはこれ以上無いくらいの朗報だった。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

話の作りが粗かったので大幅に再構成し直しました。


オフィスラブの筈なのに主人公が無職引きこもり……!?

話が進めば桜はキチンと定職に就くので安心してください。


早く読みたいよ!って方は最初の方は読み飛ばして構いません。

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