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ぎゃらりぃ そのさん

忙しい人のためのオスシャロあらすじとファンアート、補足など。

これまでのネタバレを含みます。

読み飛ばしても本編への支障はありません。

いただいたご質問は追記していくかも。

【みてみんメンテナンス中のため画像は表示されません】

◆ 第3章のあらすじ ◆


 ガムレルにふらりと訪れた『赤衣の勇者』と出会ったオスカーは、"全知"の眼鏡とそれにまつわるフリージアの話を『勇者』に聞かせる。

 『勇者』は"全知"の眼鏡の製作者その人であり、永い時を生きてきたという。


 フリージアの元に『勇者』を案内するオスカーとシャロン。

 旧友との再会を喜んだ矢先、死を求めたフリージアにオスカーは反発する。


 "不滅"によって生かされ続けることに苦痛しかなかったフリージアは、邪魔をするオスカーを自らと同じ境遇に閉じ込めた。

 体感で数年にも渡る孤独の苦痛を追体験したオスカーは、これを気の遠くなるほどの年月強いられたフリージアの思いの一旦を垣間見ることとなった。

 自身を中心として周囲の魔力を『渦』に巻き込み、一極集中した魔術として解き放つ『螺旋魔術』を開発したオスカーは、辛くもフリージアの呪縛から逃れ出ることに成功する。


 迷いを抱きつつも、オスカーは「自分に勝てたら考えてあげる」と笑うフリージアと相対し、シャロンと力を合わせるも敗北。

 そのままフリージアは暴れまわり、『勇者』に認められて満足して逝った。


 フリージアの"不滅"を継承した『勇者』から"全知"の眼鏡を正式に譲り受け、フリージアからは忘れ形見に骨の一部を託される。


 フリージアを弔うという『勇者』と別れ、オスカーとシャロンはガムレルへと帰るため船に乗るが、転覆。無人島に漂着する。

 船に乗り合わせ、島に打ち上げられた人たちはふたつの派閥に別れ、無人島での生活を余儀なくされた。


 数人が姿を消し、原因を探るオスカーとシャロンに、同行を申し出るジレット。

 島には研究所の跡地があり、そこからレッド・スライムが出現する。

 レッド・スライムは全ての生物を溶かし、水で無限に増殖する性質を持つ恐るべき魔物だった。

 スライムが海に到達する前に撃退しなければ、増殖を繰り返して手がつけられなくなる。


 シャロンが作戦を練り、オスカーは魔道具を作る。

 居合わせた人々の力を結集し、地下水脈によって増殖したレッド・スライムの撃破になんとか成功する。


 短期間に無理を重ねたシャロンはシステムに変調を来たしはじめており、シャロンに頼りっぱなしであったことを自覚して強く後悔するオスカー。

 無人島から帰還して工房に帰り着いてからも、オスカーは大切な人をもう誰も二度と失わないように、さらなる力を望むのだった。


【みてみんメンテナンス中のため画像は表示されません】

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▲ ブライアンさん(twitter: @56nQCMe7yOP5q3u)からいただいた、連載二周年記念のアーシャとラシュ。

この子たちも素敵に笑うようになってくれて、作者としては感無量です。やたら重い苦境を背負わせがちなので……。

いかにもファンタジー! な感じが強くって素敵なイラストをありがとうございますっ!


【みてみんメンテナンス中のため画像は表示されません】

▲ 作画担当のほっぷ先生からいただいたシャロンちゃん。いつもありがとうございます。

人妻になった余裕でしょうか。ふんわりとした色気が素敵です。

残念な言動をさせてしまいがちですが、どう見ても美少女。かわいくてつよい。


【みてみんメンテナンス中のため画像は表示されません】

▲ 同じくほっぷ先生からいただいたラシュのお誕生日記念イラストです。花祭りの冠。

美少女と言われても違和感ないですが男の子です。男の娘じゃないです、男の子です。

かわいいショタっ子が義兄姉の背中を見て、自分もつよくなりたいなと頑張る姿。尊い。すき。


【みてみんメンテナンス中のため画像は表示されません】

▲ 連載二周年記念で製作し、BOOTHで販売しているオリジナルグッズです。

めちゃんこかわいくないですかっ! 自分でほしいから作るという、ある意味自給自足。



【みてみんメンテナンス中のため画像は表示されません】

● オスカー = ハウレル


 もっと強くなりたい少年。

 強くなって復讐を遂げても、まだ叶えられない、助けられない人がいる。

 誰にも助けてもらえなかったかつての自分を重ね、『誰か』を救い出すことに気炎をあげる。



● シャロン = ハウレル


 もっといちゃいちゃしたい少女。

 いい加減オスカーもシャロンがシャロシャロしていることに慣れてきてしまったので、いい感じに気をひけないものかと量子演算回路をフル活用して女子力アップの方法模索に余念がない。なお、だいたい空回る。



● 『赤衣の勇者』


 世界、運命、作者に怒りを向ける青年。生きてる年月は青年のそれではないけれど。

 いわゆる「前作主人公」。

 ほぼボロ切れになっている赤い外套はかつての仲間からもらったもの。できる限り魔術で保護していても、やっぱりボロっちくはなる。

 片手・片足・名前はかつて『世界の災厄』を三分割して封印するときの『(かなめ)』として使い、失っている。

 別の世界から渡ってきた人物であり、元の世界は『世界』という枠組みごと消滅してしまったため、彼にとってはそちらに紐付いていた時間経過の概念がなくなった。寿命もなければ時間経過の治癒もない。傷を治すには魔術で壊れた細胞を再生したり、空いた穴を塞いでなんとかしている。


 『大切なもの』を失い続けてきたので、新たに大切を作る気がない。なので基本的に新しく誰かの名前を覚えるつもりもない。


 滅びた世界におけるかつての仲間たちの力を取り込んでおり、「借り受ける」という宣言(ルーティン)のあと繰り出される技は仲間たちのもの。



● フリージア = ラインゴット


 死にたいお姉さん。

 かつて神を継ぐ者(ラインゴット)を名乗ることを許されたけれど、あまり名前に意味を感じてはいない。自らを定義するものはあまり残っていないので、名乗るけれども。


 『勇者』いわく「世界の被害者」。

 もうただただ消え去ることだけが望みだったが、望外に満足して旅立った。

 オスカーはフリージアのことを救えなかったと思っているけれど、フリージアはオスカーたちに救われたと思っている。



● ジレット = マグナ = ランディルトン


 うさんくさいおじさん。魔道具技師。

 ジレット = ランダという偽名を名乗るけれど、"全知"の前では無駄無駄無駄無駄ァ!


 細かな所作から人の能力を見抜くのに長けており、人心掌握、扇動力に優れる。

 その正体は、暗躍するカイラム帝国の幹部。



● ガラティン = チーファ


 うるさいおじさん。うるさい担当。

 ジレットからは苦手に思われているが、ガラティンの側からはむしろ少し気に入っている。


 その正体は、元シンドリヒト王国近衛騎士団団長にして、現カイラム帝国の幹部。

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