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僕と彼女と『勇者』と結界

 青白く暖かな光に包まれたと感じたのは一瞬で、ガチャリと扉の開くような音がどこかで響いたかと思うと、次の瞬間には眼前に土と草原、そして曇り空が広がっていた。


「はぁ。ようやく来たか」


 シャロンと手を繋いだままの僕の右斜め前あたりで待ち構えていた『赤衣の勇者』は、組んでいた腕を解くと、くるりと背を向ける。付けたばかりの腕だが、もとからずっとそうだったかのように自然な立ち居振る舞いだ。

 それにあわせ僕の背後では、ガムレルの路地と通じていた"転移"の魔法陣が消失したようだった。


 僕らが"転移"してきたのは馬車の舗装がされていない川側の道であり、ほど近い場所に、いつか見た岩棚があった。


「あんたは、……『勇者』は、この場所に来たことがあったのか?」


「ずっと前に、少しな」


 てっきりカランザの町付近へ"転移"すると思っていたのだが、実際に魔法陣を潜って辿り着いたそこは研究所の間近の位置だ。

 それなりの大きさの川の横合いには、これまた大きめの木が生えている。

 そこには蛮族もおらず、人の骸が転がっていたりもしない。


 道を振り返ってみても、とくに何があるでもない。

 両親が僕を逃すために、それこそ死にもの狂いで戦った痕跡も、何も。


 あれから……カランザに移住しようとしていたハウレル家の運命が狂ってから、一年のうちの半分ほどが経過しているのだ。何か残っているほうがおかしい。

 それでも、僕は何らかの痕跡を見つけ出せないかと無駄な努力で目を疲れさせた。


「こんなに、短かったか」


「オスカーさん」


 背後に死を感じながら、手足がもげて心臓も張り裂けんばかりに走り抜けた、永遠にも感じた一瞬の距離。身長の伸びた今、それはさほどの距離には感じられない。

 相手は遊んでいたとはいえ、大型の四足魔獣から14歳の足で逃げ延びられる距離だ。そりゃ、理屈で考えればそうなのだろうけれど。


 感傷に浸る僕の手を掴んだままのシャロンが、僕の肩にこてんと頭を傾けて、静かにそっと寄り添ってくれる。

 曇り空から吹き降ろされる風だけが、ざざざっと木々や僕らを撫ぜていった。


「……フン。そろそろいいか、いくぞ」


 しばらくそうしていると、少し離れた位置で『勇者』が鼻を鳴らす。


「ありがとう」


「ああ?」


「悪い、気を遣わせたか。昨日、僕が両親のことも話したから、わざわざこのあたりに出してくれたんだろ。

 研究所に行ったことがあるなら、直接そっちに出ることだってできただろうに」


「知らん知らん。

 それに、俺が第七研究所に行ったことがあるなんて、いつ言った?

 適当な位置に"転移"して、出たところが地面の中じゃ目も当てられないだろう」


 そっぽを向いて、饒舌に否定してみせる『勇者』。

 彼はずっと前に来たことがあり、それを覚えているという。研究所以外に何もない、こんなところに。


 意外にお人好しな『勇者』の、わかりにくい気遣いだと解釈して、僕は岩場を眺める。

 かつて必死に走った土の道には、もう振り返ることはない。


「僕が研究所に落ちたのは、あの岩場からだ。

 シャロン、手分けして岩を少しどかそう」


「はい。わかりました」


 僕の言葉を受けて、両の手でにぎり拳を作り、むん! とやる気を見せるシャロン。


 岩場は度重なる地揺れの影響か、僕が体を滑り込ませた隙間がどこかわからないくらいには崩れてしまっている。

 無理に破壊しようとすれば、完全に埋まってしまうかもしれない。そう思うと、あのときたまたまシャロンの居た空間に五体満足で落ちることができたのは、幸運中の幸運だった。


「はぁ……。それも、不要だ。"其は全てを繋ぐもの(オープン・ザ・ゲート)"」


 面倒くさそうに呟く『勇者』が再展開した青白い魔法陣に、今度は僕もシャロンも大人しく足を踏み入れた。これにより、今度こそ僕らは研究所へと侵入を果たした。

 ――やっぱり直接入れるんじゃないか、とわざわざ声に出すのは、無粋というものだろう。



「うわ、まっくらだな」


 僕が魔力光を作り出すと、暗闇を白い光が引き裂いていく。

 かつて見た場所でも、光の出力が違うと印象もがらっと変わるものだった。


 魔法陣から出た先はゴミ捨て場――シャロンいわく『出会いの間』、だったか――ではなく、研究施設の広間のようだった。


「一番地表側に近い、地下1階にあたる部分の広間ですね」


 シャロンが気を失って倒れた僕をかついで移動していた階層なのだろう。僕は通った覚えがないが、それでもどの階層も似たような作りをしていたので、見覚えがあるといえば、ある。


 とくに間の階層に用もないので、三人並んで大人しく階段を降る。


 "結界"のある位置を知っているのは僕とシャロンだ。そのため、先導は僕ら、うしろに『勇者』という並び順である。

 念のために安全確保します! というシャロンが蒼い瞳を輝かせて僕の数歩前を降っていく。


 あのときも、こうしてシャロンについていく形で階段を降りていたっけ。

 魔力や食料品なんかが潤沢にあるわけでもなかったから、ごくごく頼りない、薄暗い魔力光だけを頼りに、頼れるのはシャロンだけという状況。

 そんなときに、僕は何もできない自分が嫌になったりしていたっけか。


「? どうかしましたか、オスカーさん」


 思い出すだけで恥ずかしくなる自分の過去を振り払うべく、ぶんぶんと頭を振る僕を、蒼い瞳が振り返る。

 シャロンの反応も、最近ではだいぶわかるようになってきた。あのときも、今と変わらない可憐さで僕を振り返っていたっけ。

 視界に僕がいるというだけで嬉しい、というくらい見え見えの好意を発するシャロンの頭を軽く撫でると、こてんと小首を傾げながらも彼女はにっこりと微笑みを返した。


「はぁ……あー。あー。俺が居るというのも覚えておいてくれていると、まぁなんだ、いや、いい……」


 うしろでそっぽを向いている『勇者』の呟きが、硬い地面に染み込んで消えていった。

 昨日初対面のときに見せた怒気とは程遠い、いたたまれない気のようなものが、じんわりと出ている気がした。



 最下層にたどり着くまでに、合間合間の階層では広間に大穴が空いていたり、剥がされ散らばった機材の跡が垣間見えた。無論、僕とシャロンの仕業である。

 使えそうなものは片っ端から"倉庫"に収まる限りにひっぺがしていったので、さながら盗賊に荒らされ尽くしたあとのようになってしまっていた。いや、実際問題それそのものなのだけれど。


「……うわぁ」


 『勇者』からは、その荒廃具合か、微妙に効率化された運搬模様の跡だかに、若干引き気味な反応をされた。


 そんなこんながありつつも、とくに何事もなく僕らは最下層に降り立った。

 部屋の探索もせずに階段を降り続けるだけなのだから、楽なものだ。


 カツ、カツ


 複数の足音を硬い床に響かせながら、"結界"の部屋に赴く傍、かなりひしゃげて引っ掛けただけの形になっている扉の部屋がふと目に止まる。


「ここって」


「はい。ご覧になりますか?」


 ガギャ


「はい。どうぞ、オスカーさん」


 僕がそちらを見ているのに気づいたらしいシャロンが気を回し、ドアにあるまじき音を立てて外されたそれが壁に立てかけられた。

 目的地はここではないのだけれど、それでも何度となく入り浸ったこの部屋が少し気になった僕は、その部屋に、何度目かになる侵入を果たす。


 僕には読めない神聖語で、いまでは"全知"によって意味が汲み取れるプレートには、『所長室』と記されている。


 部屋は、僕らが最後に目にしたときよりも埃に(まみ)れているようだった。

 ひしゃげてしまった扉では、シャロンが壁を砕くために巻き上げたり、機材を剥がしたりしたときの埃から部屋を守り切ることはできなかったらしい。

 物悲しげに佇む骨の空虚な眼窩にも、うっすらと埃が積もっていた。


「あんたのことは最後まで好きになれなかったが」


 部屋の中を一瞥し、骨を見咎めた『勇者』は、ゆっくりとかぶりを振った。


 この人が骨になり、長い時間が経ち、埃が積もるまでの間、『勇者』は生き続けてきたのだろう。昨日、それっぽいことを言っていた。

 あまりに軽く言っていたけれど、その経験は、その時間は、僕の想像の埒外にある。


 フリージアの経た時間(もの)と比べれば、それでもまだまだ短いのかもしれない。

 それでも、体感で15年しか生きていない僕には想像すらできない時間であるということに、違いはなかった。

 ――フリージアに対しても『勇者』に対しても、その年月に敬意を払った扱いをすべきなのかもしれない。言葉遣いとか。


「なに変な顔をしてるんだ。ここが目的地ってわけでもないんだろう」


 変な顔とはなんだ。

 僕は僕なりに気の遣い方を考えていただけだというのに。


 『勇者』のいう、僕らの目的地。特殊結界”六層式神成陣”は、所長室から左に曲がった先のコンクリート壁、そこに開けられた大穴の向こう側だ。

 片道10日の道のりの予定だったが、ここまで来ればもう、すぐ目と鼻の先にあるといっていい。


 そして、そんな直前になっても、まだ。

 僕は誰にもフリージアの望みを伝えられていなかった。

 

「何してる、行かないのか」


「オスカーさん? どうされました?」


 怪訝そうに急かす『勇者』にも、僕を心配してくれるシャロンにさえも。

 フリージアの本当の望みの話は、ここまでついぞできなかった。



 フリージア。"結界"に閉じ込められ、悠久のときを孤独に過ごした少女。

 彼女は、この僕、オスカー = ハウレルの恩人のひとりであることに疑いはない。


 力を欲した僕に”全知”の眼鏡を貸し与えたフリージア。

 彼女が閉じ込められている”六層式神成陣”は、外界と結界内での時間の流れが異なる特殊結界だ。

 彼女はそこで、ゆうに2万年の時を過ごした、と言っていた。彼女の持つ”不滅”の神名の守り(のろい)を受けて、ただの独りで、死ぬことも、発狂することもできずに狭い空間で2万年。


 王国の歴史でさえ、数百年である。国が興り、栄え、滅ぶことを幾百も繰り返してようやく、フリージアの時間に手が届く。それを、ヒトの身でありながら、単身で、骨になっても、なお。もはや正気の沙汰ではない。


 それに、フリージアはことさら孤独を好んでいる性質というわけでも、ないようだった。

 借り受けた”全知”の眼鏡を扱えるだけの魔力を得るまでに、僕は3年の時間を要したという。その間、僕はほとんど意識がなかったのだが、それでも微かに意識があったときには、フリージアはそれはもう楽しそうに、ろくに反応すら返せない僕に話しかけていたものだ。


 そんな彼女が欲する――彼女の望みは、自らの滅び、"不滅"の神名に逆らっての死である。


 滅びない神の名を負わされた彼女は、自らの終焉を願った。切望した。切望して、絶望していた。そうして、永き時をその望みのために生き――死を求め死ねなかった彼女に、僕は救われた。


 共にあることで僕を助けてくれた恩人がシャロンならば、フリージアは僕に戦う力を与えてくれた恩人だ。

 その恩に、報いたい。

 だからこそ、『勇者』にフリージアを助け出せないか、という話を持ちかけた。


 ――だが。それでも、僕は。

 ことここに至っても、彼女に生きていてほしいと、思っていた。願っていた。

 想像ですら埒外な時間を過ごした彼女に対して、それがどれだけ身勝手な願いであったとしても。僕は、僕の好きな人たちが死を迎えることが、たまらなく怖かった。



 かつてシャロンが砕いたコンクリート壁の大穴を通り、赤黒い結界の表面が見える頃になっても、僕の思いは揺れて、まったく定まる気配を見せなかった。


「こんな場所にこんな結界(モノ)を作ってたとはな。

 なるほど。この距離でも全く魔力を感じない。

 ”災厄”から隠すためなんだろうが、あの非常時によく完成させたもんだ」


 感心したように『勇者』は頷き、その手を結界に触れさせる。

 僕のときは抵抗なく水面にとぷんと落ちるような感覚で結界内部に誘われたその行いは、しかしぶよんと弾力性の高そうな弾き返され方をした。


「――ふむ。こうして触れると、たしかに膨大な魔力を感じる」


「フリージアが言うには、この結界は人間しか通さないんだそうだ。前にシャロンも通る事ができなかったから、もしかしたら魔導機兵のパーツが阻まれているのかもしれない。かといって、そのときは壊す事もできなかったみたいだ」

「はい。遺憾ながら」


 悔しげに結界を睨め付けるシャロンは、当時の無力感を思い出しているのかもしれない。

 その端整な顔を歪め、白く滑らかな拳を握りしめている。


「そいつの出力では到底無理だろうな。

 それに術式の基点となるのは壁面それそのものではなく、各辺の要所だ。

 さらに、仮に一面の機能を一時的に破ったところで、他の面からすぐに修復されていく。

 それこそが”六層式神成陣”の本領だしな」


 自身も阻まれているというのに、若干誇らしげに『勇者』は語る。自らの考案した理論が目に見える形となっており、それはそれで嬉しいのかもしれない。


「とはいえ、あんたにも入れないんじゃ、どうしようもないんじゃないか?

 僕とシャロンと『勇者』の三人掛かりで、何か大魔術でもぶつけてみるか」


「いいや。それも不要だ。受け止めきれる以上の力を一瞬で与えれば済む話だからな。

 ”借り受ける——疑似・白珠の戦乙女(シラユリ・レプリカ)”」


 そんなことを嘯いて、『勇者』は一歩下がると、にやりと笑う。

 生身の右腕を水平に振るうと、その現象は始まった。

 僕らが見ている目の前で、その手に白い光が束ねられ、光は長大な大剣を形成する。

 光を纏った大剣というよりも、純白の光そのものが大剣となっているような、神聖な白。それは、汚れ全てを消し飛ばす暴威の塊。


 確かに重みを持ったその白光の大剣を、『勇者』はガシャリと両手で掴み直す。

 長身痩躯の勇者の身の丈よりもなお大きな剣だ。それを、『勇者』は大上段に振り上げる。

 さほど高くない天井にその剣先は音も無く沈み込み、哀れな天井を抵抗なくぱっくりと切り裂いていく。


 しかし、それは単なる予備動作。

 再び、『勇者』は詠唱を口にする。


「”借り受ける——その身に刻め、”」


 白堊(はくあ)よりもなお白く神々しい光の奔流、その剣身に、のたうつ蛇のような赤黒い筋が幾重にも折り重なって浮かび上がる。

 バチバチ、バチバチと何かが燻り弾けるような音を立て、赤黒い筋はのたうち蠢く。


 あれは、なにか、やばい。

 ”全知”をもってしても、やばいということだけが、わかる。


『シャロ……』


『緊急回避しますっ!』


「おぐぇっ」


 僕の身体を気遣う余裕のないシャロンが僕の腰辺りを抱きかかえ、抉れたコンクリート壁の向こうにまで一息で退避する。肺の空気が押しつぶされ、カルカルを初見で丸々自らの口に突っ込んだときのアーニャみたいな声が出た。なんか数刻前にも同じように運ばれた覚えがある。


 僕とシャロンは”結界”の部屋からほうほうのていで退避し、背後に向けて”対物理結界”を展開。

 そちらを振り向いたと同時に、『勇者』の長大な剣が、轟音を立てながら”結界”へと振り下ろされる。


「”雷帝聖断”ッ!」


 バリバリバリッ——!!


 気合一閃。


 のたうつ赤黒い蛇は一本一本が甚大な破壊を齎す稲妻だ。

 その破壊力を一振りに全て凝縮して放たれた斬撃は、もはや人間の成し得る業ではない。


 白剣に絡み付く黒雷が視界を白と黒に染め上げる。

 音を、衝撃を、魔力を一瞬で暴力的なまでに撒き散らし、それは破壊を齎した。


 数秒して僕がようやく目を瞬かせたときには、残心の構えを解いた『勇者』の眼前で、まるで新鮮なチーズでも裂いたかのように抵抗無く”結界”を貫通し、地面までを抉り取った暴威の化身たる剣が、その身を消失させるところだった。


 うっぷ。

 『勇者』の斬撃と、加えて”結界”から漏れでた濃密な魔力に充てられ、気分が悪くなる。


「やるなら、もうちょっと前もってだな……」


「はぁ……。説明したところで、やることは変わらん。

 それに逃げなくたって、べつに当たりはしないというのに」


 恨み言を漏らす僕に、飄々と応える『勇者』。

 僕の即席の”結界”越しにもその威力は嫌という程叩き付けられたというのに、あれを至近距離で見ていられる者など、正気ではない。ましてやそれを放つ者など。


「望み関係なく、もしかしていまのでフリージア死んでんじゃないのか……?

 シャロンも、大事ないか」


「はい。あなたのシャロンです。

 魔力計、衝撃計に異常。再起動に37秒と、オスカーさんの愛の篭ったキッスが必要です」


「よし、大丈夫そうだな」


「ああっ、オスカーさんのいけずぅ!」


「はぁ……。そうやって(じゃ)れつくのは結構だが。

 ”六層式神成陣”、その神髄はさっきも言ったが自動修復。”結界”自体にも有効だ。さっさと入らないなら、いまのをもう一回撃つ羽目になるぞ」


 いとも簡単に『もう一度撃ってもいいのか』と脅しをかけて気負うことなく”結界”へと歩みを進める『勇者』に、以後は僕もシャロンも無言で続いたのだった。



 ——



 そうして三度踏み入れた、白い部屋。

 かつては一人で踏み入れたそこに、今回は僕とシャロン、『勇者』の揃い踏みだ。


 遠近感を狂わすその光景の中央で、いつかのようにぽつねんと佇む一人の少女の影。


「やぁやぁ〜。待ちわびたよ〜」


 いつぞやと同じ、間延びした声。

 その実、万感に満ちた歓待の声が、僕らを迎える。


 長く緩やかな銀の髪。

 白い肌に、それを包む黒いふわっとした衣。

 浮かび上がるのは、魔性の赤い瞳。

 

 こうして僕は、フリージア = ラインゴットと再会した。

 どうやって彼女を救うのかも、定まらぬままに。

オスカーくんが「はぐれメoル」で効率レベリングをして周辺の町でパワープレイをしている若者だとするなら、『勇者』はラスボスを倒し、強くてニューゲームをした上でさらに裏ボスも倒したような状態です。

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