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ハッピー・ハッピー・ハッピー・エンド!

蒼い薄氷の

僕の鱗!


もう千切れてしまった

絹の腕!


水晶のようだった目玉だって

もう白く濁ってしまったよ!


小さな肺のなかに

黒い水が満たされていく!


この体のどこにだって

後ろめたいものはないのに★


明日 君が僕におはようって言うときに

きっと君は顔をしかめるって思うよ!


そして、そのフルートみたいな寝起きの声が

「くっさ」

って言うんだ!

これ絶対★


ひと夏あけっぱなしのマヨネーズ見た、みたいな?(笑)

でもその顔も見たいかも!


僕は一番美しかったけれど

君をもいちど見れるなら

水の中で一晩腐っても構わないよん!


ただ

僕を腰のところで真っ二つにした

あのザリガニだけは呪い殺すけどね!

ふぁっきゅー!


神様っ

どうかあの子にもいちど会わせてくれたまえ!

世界で一番美しい(だった!)僕の為に

我がままきいてくれるなら


ザリガニが僕を全部食べる前に

ねぼすけのあの子をベッドから落としてください★



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