アジーンの街25
「おい、ちょっと待て」
「なんだ!」
「餓鬼が何の用だ!」
「そいつに用がある金なら払ってやるからさっさと失せろ」
「餓鬼が大人の怒らすとどうなるか教えてやるよ!」
ナイフで切りかかって来るチンピラ
「顕現せよ」
切りかかって来るチンピラの足に一発弾をぶち込む
『バンッ』と音が鳴りチンピラの左足から血が流れて倒れる
「くそっ何しやがった!」
「おい、治してやろうか?」
「治療費はそいつの借用書でいいぞ」
「ふざけてんのか、こんな怪我で金貨200枚もかかるわけねぇだろうが!」
借金は金貨200枚だったようだ
「嘘つくなや!、私は金貨50枚しか借りてないわ!!」
「馬鹿が利子があんだよ」
「なんでたった二ヶ月で4倍になってんねん!」
どうやら闇金だったようだな
「じゃあ、金貨200枚分払いたくなるようにしてやろうか?」
「何を言って、、、ぎゃあああぁ、いてぇー!!」
俺は反対の足にも撃ってやる
「次は手かな」
「わ、わかった借用書だ、もってけ、は、早く治してくれ」
「アリス」
アリスは下級ポーションをチンピラに振りかける
足が治ったチンピラはその足でそそくさと逃げて行った
「ほんまおおきに、えーっと貴族?の坊ちゃん」
「いえいえ、借用書がここにあるってことは今日から私が貴方の借主ですね」
「???」
「えーっとそうなるんやと思いますけど」
タマキが一歩引いたのを見てハクロウに命令する
「ハクロウ今だ!」
「いたぁっ!」
「なんやこれ逃げれへぇーやんけ!」
「どうして逃げるんです、今から新しい雇用主なるというのに」
「あほか、そんなん怪しいからに決まってるやろ」
「そんな悪いようにしませんって」
「ちゃんと給料も払いますし」
「妖狐なのも誰にも言いませんし」
「なんで私が妖狐なの知ってんねん!」
「それはまた今度教えてやるよ」
「で、私に何してほしいんや」
「簡単だよ、うちのメイドになってほしいんだ」




