アジーンの街11
「先に奴隷館行って見るぞ」
ここが奴隷館か
「結構綺麗だな」
「いらっしゃいませ、坊ちゃま」
「本日はどのようなご利用でしょう」
身なりの良いおっさんだな
「はい、屋敷を買ったので門番、メイド数人辺りをお願いします」
「性別は出来れば女性で傷、病気等は問いません」
下手に男性を買ったら他のメンバーが気になるかもしれないしな
「かしこまりました」
「私のことはアルバートとお呼びください、ではこちらへどうぞ」
「では、私のことはエレンと」
「次を見してください」
「エレン様、次のグループが最後になります」
最後の5人が並んだ
「、、、~~~です」
、
、
「私はクリスティーナと申します、長いようでしたらクリスとお呼びください」
金髪の騎士っぽい綺麗な女性だ、しかし左腕がない
「私をお買いになるのでしたら次の仮面の子も一緒にお願いします」
「わ”だしはソフィア”っていいまず、掃除でも何でもやるのでどうがグリズどいさせてぐださい」
見えてる部分でも首から胸の辺りまで火傷か毒でただれている
声が聞き取りにくいのはそのせいだろう
「クリスこれから質問する返答次第でソフィアも一緒に買い取ろう」
「わ、分かりました、よろしくお願いします」
「まず、二人の関係は」
「私はソフィア様の護衛兼幼馴染です」
様?
「お前とソフィアは貴族だったのか」
「はい、貴族と言っても父が士爵を頂いただけですのでほぼ平民と変わりません」
「ソフィア様は伯爵家の三女になります」
王族、公爵、侯爵の次に偉い伯爵か
「じゃあ何故今奴隷になっている」
「それはソフィア様が平民の子だからです」
「ソフィア様の母君のフラビア様は伯爵様とご学友でした」
「学生時代から二人は想い合っていたようで将来を誓った仲だったらしいです」
「しかし、伯爵様は貴族です、平民を正妻に取るわけにはいきません」
「そこで同じくご学友だった、ロージー様を正妻に取る事にしたのです」
「そこで第二婦人にフラビア様を選びました」
「そして、ロージー様はお二人、フラビア様にはソフィア様がお生まれになりました」
「伯爵様は3人の子供たちをまんべんなく愛しておられました」
「そこで事件が起きたのです馬車の事故でフラビア様が亡くなられてしまったのです」
「それから伯爵様はソフィア様を最も可愛がりました」
「それが面白くないのがロージー様です」
「今まで仲は良くないものの会話程度はしておりましたが露骨に無視が始まったのです」
「無視はメイドたちも行い、ソフィア様は味方が誰もいなくなってしまいました」
「それでも伯爵様がいる手前、ロージー様もメイド達も表立っては手を出せません」
「しかし、伯爵様が病にかかってしまいました」
「ロージー様とメイド達はここぞとばかりにソフィア様に嫌がらせをするようになりました」
「それを不憫に思った私はソフィア様と家出を決意します」
「最初のうちは順調でした」
「あのモンスターに会うまでは」




