アジーンの街3
どうやら冒険者ギルドに扉はないみたいだ
素材などを持ってきたときに詰まらないようにするためだろう
入り口はそこそこでかい
「いらっしゃいませ、ご用件をお伺いします」
「冒険者登録をしてください」
「はい、でしたらこちらの紙にお名前をお願いします」
「いえ、登録したいのは」
俺じゃあないと言おうとするもそれを遮られる
「おいおい、坊ちゃんが配下に手加減してもらって勘違いでもしたか」
「いえ、登録するのは、」
「おいおい、上玉ばっか連れてんな」
「おいそこのでかい胸ひっさげたエルフのねぇーちゃんこっちに来てお酌してくれや」
「じゃあ俺は黒髪のメイド服の女お前だ」
「ついでにそのまま宿までいこーや」
「「ぎゃはっは!!!!」」
「はぁ、だから登録しに来たのは俺じゃあないって」
俺のつぶやきは誰も聞いてなかった
「もうだから冒険者ギルドって面倒なんですよ」
トンファーで誘って来た男を吹っ飛ばしたアリス
「マスターへの侮辱を確認排除します」
アインスは最初に遮った男を殴り壁にめり込ませる
「【幻惑の瞳】使ってみたかったんですよ~」
リリアナを誘った男は泡を吹いて気絶している
笑っていた者たちは顔を真っ青にして許しを乞うている
「おい、何の騒ぎだ!!」
中央の階段からひげ面のおっさんが降りてくる
「貴方は?」
「俺はここのギルド長やってるバン・グラッドってんだ」
「坊主、この騒ぎはお前が起こしたのか?」
「まあ、私だと言えば私ですね」
『私』が絡まれたのを勝手に返り討ちにしただけですけど
「ギルド長として騒ぎを起こした者には罰を与えねばならん」
「ち、違うんですギルド長ー!」
「かくかくしかじかでー」
「うーん、すまなかったな坊主」
「俺の勘違いだったみたいだ、この通り」
頭を下げてくれた
「いえ、手を出したのはこっちが先ですし、こちらこそ騒ぎ立てて申し訳ございません」
「それでギルドに何の用だったんだ?」
「私の付き人を冒険者登録したくて来たんですが何故かこうなりました」
「よーし、分かった今回迷惑かけたお詫びだ」
「付き人の登録料は俺が払おう」
確か冒険者ギルドは銀貨3枚だったな
錬金術ギルドとはえらい違いだ(錬金術ギルドは金貨5枚)
「ありがとうございます、ではお言葉に甘えて」
「ガハハッ言葉遣いがなってる餓鬼だな名前は何て言う?」
「はい、エレン・マルクスです」
「え”!!」
「マ、マルクスってもしかして貴族の名前だったりするか、、しますか?」
「はい、マルクス公爵家ですけどご存じですか(ニコッ)」
「申し訳ございません!!えーっとそのボウ、ちゃん」
「(やべぇーよ、俺たち公爵家の子息に餓鬼って言っちまったぞ!)」
「(なんで公爵家の子息がこんなとこにいんだよ)」
「(女たちの身なり良さで貴族ってきずいていれば)」
「あのー坊ちゃんそのー上に報告はどうか」
「お願いしますこれ以上減俸食らったら酒が買えなくなるんです」
土下座してまで酒が買いたいのか
「はぁーわかりましたから早く登録してください」
「あ、後この辺に庭が広い空き家ないですか」
「はい、只今調べてきます」
「おい、アマンダをは登録をするからお前は空き家を調べておいてくれ」
受付してくれた女の人はアマンダと言うのか
「わ、わかりました!」




