森のダンジョン6
まあ、中はまだなんもないんだけどね
「よし、今日はこのぐらいにして外に出るぞ」
「もうですか?」
「夜にはまだ時間ありますけど?」
「アリスよ、今日は一番美味い物を作ってやろう」
「一番美味い物?」
「今までの料理よりってことですか!?」
「そうだ」
「さぁ皆さん急いで帰りましょう!支度を急いでください!!」
「エレン君、一番美味い物ってなんですか?カレー?すき焼き?お寿司?」
「何を言ってるんだ、おにぎりに決まってるだろう!!」
「えー、おにぎりなんですか!」
「お前、俺が何年おにぎりを食べたかったか、、」
「おにぎりは神の食べ物だぞ!」
「そのまま食べてよし、後で食べてもよし、おにぎり単体でも美味いし、ごはんの代わりにおかずと食べても美味いこれ以上の食べ物があるか!」
「う、そう言われると無性に食べたくなってきました」
「海苔の予定はなかったがこの際、海苔も交換してもらわなければ」
おにぎりだけでもいいが物足りないなぁ
「そうだ、豚汁も作るろう」
いつもの通りオーク肉を薄切りにしていく
次にタケシーダケとアースオニオンと山菜を細切りにしていく
熱したフライパンに薄切り肉を入れ、塩コショウをして炒めていく
肉に火が通ったらほかの具材を入れ油をなじませていく
ある程度、野菜たちに火が通ったら水を入れ味噌を溶いたら完成だ
豚汁は簡単で美味い何て良い料理だ
「エレン君そろそろよさそうです」
「ああ、綺麗な満月だ」
「まずはお米からでいいですね?」
「お願いします」
思わず敬語になってしまった
「神様、お米をください」
すると、米俵が三個現れた
一個約30キロぐらいだし、次の満月まで余裕でもつな
「次は何にしますか?」
「そうだな土鍋にしてくれ」
「土鍋ですか、お米を炊くのに使うんですね」
「神様、土鍋をください」
9号鍋かな(1号約3センチ)家で使う3~4人前の鍋だ
「次はどうします?」
「次は海苔を頼む」
「わかりました」
「神様、海苔が欲しいです」
あえて味付け海苔ではなく普通の海苔
「魔力は後どのくらいだ?」
「多分、半分ってところですね」
「わかった、じゃあ重曹、クエン酸、薄力粉、強力粉、ベーキングパウダーの粉物系を頼む」
「う~ん、おそらくそれで魔力がほぼなくなりそうですけど大丈夫ですか?」
「ああ、調味料も結構残ってるし次の交換までは残りそうだ」
「分かりました」
「神様、重曹食用ので、クエン酸、薄力粉、強力粉、ベーキングパウダーをください」
次の瞬間、5個の紙袋が並んだ
「業務用?」
一袋20キロ以上ありそうだ
ラッキーこれだけあれば、次の時これらはいらなそうだな
「ち、ちょっと休ましてもらいますね」
魔力を使って疲れたのだろう
しっかり休んでくれ神よ
「ああ、飯が出来たら起こすよ」
「お願いします」
まずは米ざるに入れ二回ほど洗う
次に土鍋に米を入れ、水を入れる
米を水が少し超すぐらいまで入れ
強火にかける
沸騰したら一度かき混ぜ蓋をする
吹きこぼれる直前に火を弱め10数分経ったら一度、蓋を開け水気を確認する
水気がなくなったら火を止め、10数分蒸らして完成だ
うーーーーーーーーーん、米のいい匂い
次に米を皿に軽く冷ます
手に塩を少し取る
その塩を手のひらに広げ、米を手から少しあふれるぐらい取る
それを三角形に握っていく
これで塩むすびの完成
後は、海苔に醤油とみりんを1対1で混ぜた物を塗り炙る
塗った側を内側にし、塩むすびを上に乗せ包むように海苔を巻く
完成だ!
「氷華出来たぞ、起きろ」
「ふぁ~あ、出来たんですねお腹ぺこぺこです」
転生して12年ようやく念願のおにぎりを食える
頂きます。
う、うまい、、
昔は普通に食べてた物がこんなに美味いなんて
最高だ!
うん、豚汁もよく合うな
「エレン様このおにぎりとか言う食べ物美味しいです」
「それに豚汁を食べるのおにぎりも食べたくなって止まりません」
「ワン!ワン!!」
「なんだハクロウもう食ったのか」
「今二回目の米を炊いてるからもう少し待ってくれ」
「……お代わり」
「エレン君もう一個食べていいですか!」
「う~ん、このおにぎりって食べ物エルフも好きそうですね~」
米俵3個では足らないかもしれない




