プロローグ2 ☆
この俺≪エレン・マルクス≫は転生者である
と言っても前世の自分なんて覚えていない、
覚えていることといえば時々無性にコーラ?が飲みてぇなどの記憶が出てくるだけである
(ホントつかえねぇ)
はぁー使えないのは今に始まったことじゃあないし、
文句を言ったところで好転するわけでもない
それよりも今は目先の問題だ
何だこのステータスは
=============================================
名前 エレン・マルクス
年齢 10歳
職業 ———
称号 【公爵家の愛護】【運だけ野郎】
能力
体力 D-
筋力 D-
魔力 C-
敏捷 D-
知力 B+
幸運 S+
技能 【鑑定3/3】【直観】【魔力譲渡】
============================================
幸運は公爵家に生まれた時点でそこそこ良いと思っていたがまさか【S+】とはこれは本当の幸運だな
この世界の本を書庫で読んだときある程度すぐ理解できたのはこの知力【B+】おかげだろう
他人のステータスはわからないが【S+】がある時点で【D-】など平均かそれ以下だろう。
これはまずい
ひじょ~~~~にまずい
このままでは裏切りや暗殺者などに会ったとき、なすすべなく殺されてしまう。
しかもなんだこの【魔力譲渡】とは魔力を渡す?
譲渡というぐらいだから誰かにあげれるのだろう
あげてどうする!
俺が欲しいだが!!
充電器にでもなれというのか!
充電器とは何だったか?
たしかなくなったエネルギーを回復させる物だったか
ふむ、忘れないうちにメモしておこう
いつか役に立つかもしれん。
それはそうと本題に戻るか
この【運だけ野郎】という称号
事実だから何にも言えないが腹立つ!!
あと【公爵家の愛護】か。
父上も母上も俺を溺愛してるし、俺に滅茶苦茶甘い
顔だけはいいので家来やメイドたちからも可愛がられているのはわかるが、
わざわざ称号にしなくてもいいじゃないか?
あと気になるのはこの【鑑定3/3】の【3/3】とは?
一回見てみるか
【鑑定3/3】を見るために【鑑定3/3】を発動しました
============================================
【鑑定2/3】
人物・物・技能などを見るとこができる
3回までしか発動できない
============================================
俺は気絶した。