旅の始め5
「アリス浴槽を出してくれ」
「分かりました」
アリスに出さしたのは横が4メートル縦が2メートル高さ1メートルの特注品の浴槽だ
高さ1メートルは座って浸かるには少々深いので中は階段のようになっている
「じゃあハクロウ浴槽を壊さないように水球を出してくれ」
「ワン!」
1メートル程の水球を二個ほど浴槽に入れた
浴槽の7割程埋まった
ハクロウが入ると水かさが上がるのでちょうどいいぐらいだ
ハクロウはこの二年でひと回りほどでかくなった
ハクロウには色々な魔石をあげたが食べたのはブラックオーガの魔石以外に3つだった
おそらく【本能】で強くなる魔石なのか、が分かるのだろう
ハクロウが以前使ったブラックオーガの【威圧】は技能ではなく技術
というものらしい
確かに魔法使いの≪祝福板≫火や水の技能がないのに火魔法や水魔法使ってるしな
ハクロウが持ってるスキルが【威圧】【水球】【夜目】【結界】
特に強力なのが父からもらったS+ランク、リッチロードの魔石から得た【結界】
自身を守るも良し、味方を守るも良し、敵を捕まえるのもよし
これのお蔭で夜営の見張り要らず
神様、仏様、ハクロウ様様である。
「次はアリア、水を温めろ」
「ちゃんと人が入れる温度だぞ」
「……む、わかってる」
「ふーーう、気持ちいいかハクロウ」
「わふぅ」
「ところでなんでお前らも一緒に入ってるんだ」
「……また沸かすの面倒、こっちのほうが効率的」
「わ、私はアリアが無理やり、こ、こ、こっちをあまり見ないでください!」
風呂ぐらいゆっくり入りたいんだが




