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姑息な公爵になろう  作者: 王人狼
エレン・マルクス
24/150

最初の家来7



「よし、ハクロウ」

「今日は美味いもん食わしてやるからな」


「ワン!!」

ハクロウは嬉しそうにしっぽをフリフリしている


「坊ちゃま、出発の前にこちらをハクロウ様に」


「これは首輪?」


「はい、公爵家の家紋が入った首輪です」

「これがあれば兵士に止められても大丈夫でしょう」


「ありがとうじいぃ」

「じゃあ、行ってきます」



馬車の中で椅子に寝転ぶハクロウとその対面に座る俺とメアリー


「坊ちゃま、ハクロウ様はお利口ですねぇ」


「そうだね」



「よし、着いたよ」

「ハクロウついておいで」


「ワン!」



「おっちゃん焼き鳥10本ちょうだい」


「はいよ、坊ちゃん今日も来てくれたのかい」

「ありがとよ」

「しかし今日は珍しいのを連れてるな。坊ちゃんのペットかい?」


「そうだよ」

「新しい家族のハクロウって言うんだ」


「ワン!」


「おう、よろしくなハクロウ」

「よし、出来たぞ」

「銀貨1枚確かに、まいどあり!」


ハクロウが食べたそうによだれを垂らしてる

はっはっはっ!を息荒く我慢している


よし!


「はい、ハクロウ食べていいよ」


一口で1本丸々嚙みつく

俺が串を引っ張ってやると嬉しそうに食べ始める


「美味いだろハクロウ?」


「ワオゥーン!!」


あっと言う間に10本全て平らげた

満足そうにしっぽを振るハクロウ




「あのー、すいません!!」

 


誰かに呼び止められた

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